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水のコラム

トイレの水がずっと流れている原因と対処法を解説

2026年10月13日 2026年10月16日 トイレのトラブル

トイレを使用していないのに便器へ水が流れ続けたり、タンク内の給水音が止まらない場合は、タンク内部の部品に不具合が起きていると考えられます。主な原因は、レバーや鎖の引っかかり、フロートバルブの劣化、ボールタップの故障などです。

この記事ではトイレの水がずっと流れている主な原因や確認方法を紹介します。さらに、自身で試せる対処法や修理が必要な症状の見分け方も解説します。

目次 非表示

トイレの水がずっと流れている時は止水栓を閉める

トイレの水が止まらない場合は、原因を調べる前に止水栓を閉め、タンクや便器への給水を止めてください。

止水栓は、便器やタンクにつながる給水管の途中に設置されています。また、ハンドル式のほか、マイナスドライバーや専用工具で操作するタイプがあり、時計回りに回すと閉まります。修理後に元の水量へ戻せるよう、閉める前に何回転させたかを記録しましょう。

ただし、止水栓が固くて動かない場合は無理に回さず、住宅全体の元栓を閉めて給水を止めてください。その後、洗浄レバーを操作してタンク内の水を便器へ流し、新たに給水されないか確認します。

関連記事:トイレ止水栓が硬直して回らない!円滑な解消法や予防法を解説

トイレの水がずっと流れている主な原因

トイレの水が流れ続ける主な原因は、水を制御する内部部品の不具合や経年劣化です。

たとえば、タンク式トイレでは、洗浄レバーを操作するとフロートバルブが開き、タンク内の水が便器へ流れます。その後、フロートバルブが排水口を閉じ、ボールタップが給水を止めます。

そのため、部品が元の位置へ戻らない場合や密閉できない場合は、便器への水が止まりません。この場合は、タンク内の水位を確認すると原因を見極めやすくなります。

一方、タンクレストイレは構造が異なるため、取扱説明書に沿って確認してください。

レバーや鎖が正常な位置に戻っていない

洗浄レバーを操作した後にレバーが元へ戻らないと、鎖が引っ張られたままとなり、フロートバルブが排水口を閉じることができません。また、鎖がほかの部品へ絡まっている場合も、フロートバルブが正常に動かず、便器へ水が流れ続けます。

まずは止水してタンクの蓋を安全に開け、レバーが元の位置へ戻るか、鎖がほかの部品へ絡まっていないか確認してください。ただし、無理に動かすと部品を傷めるおそれがあるため、確認の際はレバーや鎖を強く動かさないでください。

フロートバルブが劣化している

フロートバルブは、タンク底部の排水口を開閉して便器へ流す水を調整する部品です。

ゴム部分が摩耗して排水口へ密着しなくなると、隙間から水が少しずつ流れ続けます。たとえば、触った時に黒いカスが付く、ゴム部分が変形しているなどの変化があれば、劣化していると考えられます。

その場合は、適合する部品へ交換しましょう。交換する際はタンクの型番を確認し、対応する部品を選んでください。

浮き球やボールタップに不具合がある

タンク内の水位が十分に上がっても給水が止まらない場合は、浮き球やボールタップに不具合が起きていると考えられます。浮き球が途中で引っかかると、水位の変化を正常に伝えられません。

また、ボールタップ内部のバルブが摩耗している場合も、給水が止まらなくなります。まずは浮き球がスムーズに上下するか確認しましょう。水位を調整しても改善しない場合は、ボールタップを交換してください。

オーバーフロー管が破損している

オーバーフロー管は、ボールタップの不具合などで水位が上がり過ぎた時、タンク外へ水が溢れるのを防ぐため便器側へ水を逃がす部品です。

しかし、オーバーフロー管にひびや折れが生じると、本来より低い水位でも水が便器へ流れてしまいます。また、オーバーフロー管はタンク底部へ固定されており、製品によっては交換するためにタンクを取り外す必要があります。

そのため、破損を見つけても無理に外さず、止水したまま使用を控えてください。

タンクレストイレにエラーや故障が発生している

タンクレストイレには、一般的なタンク式と異なり、電気部品や専用の給水機構を使って便器を洗浄する製品があります。そのため、内部の制御部や給水機構にエラーや不具合が起きると、洗浄水が止まらない場合があります。

しかし、機種ごとに対処方法が異なるため、品番を確認したうえで、取扱説明書やメーカーの公式情報を参考にしてください。

トイレの水が止まらない原因を確認する方法

タンク式トイレでは、タンク内の水位と各部品の動きを確認すると原因を特定しやすくなります。確認する際は、作業中の水漏れを防ぐため、事前に止水栓の位置を確認しましょう。

また、タンクの蓋を外す場合は、取扱説明書で外し方を確認してください。たとえば、手洗い付きタンクには、蓋を持ち上げるだけで外れるタイプと、内部の部品と接続されていて簡単には外れないタイプがあります。

さらに、内蓋がある製品では、取り外せるものと取り外せないものがあるため、無理に外さないよう注意しましょう。

タンク内の水位を確認する

タンク内の水位がオーバーフロー管の先端付近まで高く、管の中へ水が流れ込んでいる場合は、ボールタップや浮き球の調整不良を疑いましょう。一方、水位が低いのに便器へ水が流れ続けている場合は、フロートバルブ側に不具合があると考えられます。

このように、水位によって確認する場所が異なります。なお、標準水位は製品によって異なるため、タンク内の水位線や取扱説明書を確認してください。

浮き球を持ち上げて給水が止まるか確認する

浮き球式のボールタップでは、浮き球をゆっくり持ち上げて給水が止まるか確認してください。浮き球を上げて水が止まる場合は、水位設定や浮き球の位置が関係していると考えられます。

一方、持ち上げても給水が止まらない場合は、ボールタップ内部のバルブなどの不具合を疑いましょう。

部品の構造が分からない場合は、取扱説明書やメーカーの公式情報を確認してください。無理に作業すると、部品を破損するおそれがあります。

フロートバルブと鎖の状態を確認する

タンク内の水位が低いのに水が止まらない場合は、フロートバルブが排水口へ密着しているか、鎖が絡んでいないかを確認してください。異物が挟まっていたり鎖が引かれたままになっていたりすると、排水口に隙間ができ、水が止まらなくなります。

さらに、フロートバルブのゴムが変形している、触ると黒いカスが付くなどの劣化が見られる場合は、部品を交換しましょう。交換する部品は、タンクの型番に適合するものを選んでください。

トイレの水が流れつづける場合に自身でできる対処法

鎖の絡まりやタンクの水位調整など、自身で対応できる場合は、メーカーの公式情報や取扱説明書を参考に対処しましょう。ただし、水が漏れないよう、作業前にはかならず止水栓を閉め、タンク内の水を抜いてください。また、部品を交換する場合は、トイレのメーカー名とタンクの品番を確認し、適合する部品を選びます。

さらに、手順が分からない場合やタンクの取り外しが必要な場合は、無理に作業を続けないでください。

絡まった鎖を正しい位置へ戻す

鎖がレバーやほかの部品へ絡まり、フロートバルブが浮いている場合は、止水してから鎖の絡まりをほどいて、正しい位置へ戻します。その後、鎖が引っ張られていないか、フロートバルブが排水口へ密着しているか確認してください。

また、鎖が短過ぎるとフロートバルブが閉じにくく、長過ぎるとレバー操作が伝わりにくくなります。適切な長さは製品ごとに異なるため、取扱説明書に沿って調整しましょう。

浮き球の位置を調整する

タンク内の水位が高過ぎる場合は、ボールタップの種類に合わせて浮き球の位置を調整します。

ただし、調整方法は部品の形状によって異なるため、取扱説明書を確認してから作業してください。水位を調整してもオーバーフロー管へ水が流れ続ける場合は、内部の部品が劣化していると考えられます。

調整しても改善しない場合は、部品の交換を検討しましょう。

劣化したフロートバルブを交換する

フロートバルブが劣化して排水口へ密着しない場合は、適合する部品へ交換すると改善する場合があります。まず、止水栓を閉めてタンク内の水を抜き、取扱説明書に沿って古い部品を外します。

つぎに、新しいフロートバルブを取り付け、鎖の長さも確認してください。その後、止水栓をゆっくり開いてタンクへ水をため、便器へ水が流れ続けていないか確認しましょう。

故障したボールタップを交換する

浮き球を持ち上げても給水が止まらず、調整しても改善しない場合は、ボールタップのバルブやダイヤフラム、本体などを交換しましょう。ただし、給水管との接続を外す必要がある製品では、水漏れを防ぐため正しい手順で作業しなければなりません。

部品の選び方や交換方法が分からない場合は、無理に作業せず、取扱説明書で手順を確認してください。

関連記事:止まらなくなったトイレの水を自力で止める方法を徹底解説

トイレタンクを自身で修理する際の注意点

タンク内部には樹脂やゴム製の部品が多く、経年劣化していると、取り外しや位置調整の際に破損する場合があります。そのため、部品を外したり動かしたりする場合は、強い力を加えないよう注意しましょう。

さらに、タンクの蓋は陶器製で重く、手洗い管と内部部品が接続されている製品もあります。持ち上げるだけで外れない場合は強く引かず、構造を確認してから作業してください。

固くなった止水栓を無理に回さない

長期間操作していない止水栓は、固くなって回しにくい場合があります。

そのため、工具で強い力を加えると止水栓や給水管を破損し、水が漏れてしまいます。また、元栓も操作できない場合は、トイレの使用を控えましょう。

無理に操作を続けると、配管や接続部分を傷めて水が漏れるおそれがあります。

タンク内部の部品を無理に分解しない

ボールタップやレバーなどは、製品によって構造や部品の取り付け方法が異なります。そのため、型番を確認せずに分解したり、部品を交換したりしないようにしましょう。

分解中に部品の戻し方が分からなくなった場合は、それ以上作業せず、止水したままにしてください。その後、取扱説明書やメーカーの公式情報で取り付け方法を確認しましょう。

タンク内に洗剤や節水用品を入れない

タンク内へ洗剤や節水目的のペットボトルなどを入れると、浮き球や鎖の動きを妨げたり、内部部品に影響を与えたりして、不具合や水漏れにつながるおそれがあります。

また、トイレはメーカーが想定した水量や部品配置で正常に作動するよう設計されています。そのため、タンク内部へ物を入れて水量を減らす方法はやめ、節水は製品本来の機能を利用して行いましょう。

トイレの水が止まらない時に水道修理業者へ相談する目安

止水栓を閉めても水漏れが続く、オーバーフロー管が破損している、タンク本体にひびがある場合の修理は、専門的な技術が必要です。また、タンクの脱着や給水管の修理を自身で行うと、新たな水漏れにつながるおそれがあります。

部品を交換しても改善しない場合や、タンクレストイレでエラー表示が続く場合も、自身での対応は困難です。このような症状が見られた場合、 賃貸住宅では管理会社や大家へ連絡し、対応方法を確認してください。

故障箇所を特定できない場合は、音がする場所や水位、品番などを記録しておき、連絡した際に報告しましょう。

トイレ修理を任せる水道修理業者の選び方

トイレの水が止まらない場合は、水道局指定工事店かどうか、作業前に見積もりを提示するか、トイレ修理の実績があるかを確認します。また、料金だけで決めず、原因や作業内容を分かりやすく説明してもらえるかも確認しましょう。問い合わせ時は、症状が始まった時期や止水の有無、便器内へ水が流れているかを伝えてください。

さらに、受付時間内に訪問できるとは限らないため、急いでいる場合は訪問時間の目安も確認します。修理後の保証や問い合わせ方法もチェックし、対応範囲まで比較して信頼できる依頼先を選びましょう。

自治体による水道局指定工事店の認定

水道局指定工事店は、給水装置工事主任技術者の選任など、定められた基準を満たして水道事業者から指定を受けた事業者です。給水装置に関わる工事を依頼する場合は、指定給水装置工事事業者かどうかを確認しましょう。

ただし、指定を受けている業者でも、対応できる修理内容や料金体系は異なります。そのため、トイレの水漏れやタンク修理に対応しているか、依頼前に料金とあわせて確認しましょう。

修理内容と料金がわかる見積もり

水道修理業者へ依頼する場合は、作業を始める前に見積もりを確認してください。交換が必要な部品や作業範囲が明確に記載されているかも確認しましょう。また、作業料金や出張料金、部品代、追加作業が発生する条件について説明を受けてください。

さらに、現地確認後に作業内容が変わる場合は、変更理由と追加料金を確認し、納得してから依頼しましょう。

トイレトラブルへの対応実績

水道修理業者の公式ホームページでは、トイレの水漏れやタンク修理の施工事例、対応エリア、サービス内容などを確認してください。

また、同じような症状への対応事例があれば、作業内容を確認する参考になります。ただし、掲載された事例と同じ原因とは限りません。そのため、問い合わせ時に症状を具体的に伝え、実際の作業内容は現地確認後の説明を受けて判断しましょう。

トイレの水が止まらないならなごや水道職人へ

トイレの水が止まらない場合は、レバーや鎖の引っかかり、フロートバルブの劣化、ボールタップやオーバーフロー管の不具合などが考えられます。一方、部品を調整しても改善しない場合や、タンクの脱着が必要な場合は、無理に作業を続けないでください。

なごや水道職人では、愛知県内のトイレの水漏れやつまりをはじめ、キッチンや洗面所、お風呂など、水回りのトラブルに関するお問い合わせを24時間365日受け付けています。

自身で対処しても水が止まらない場合や、原因を特定できない場合は、当社へご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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