水のコラム
自宅の水道管が破裂してしまった時の対処法とは?注意点もチェック!
水道検針員が水道メーターを測りに来た際に、メーターの数値が一般の家庭に比べて多いと言われてビックリしたことはありませんか?そんな時は漏水を疑いましょう。
家中が漏水箇所を探しても見当たらないときは、外にむき出しの水道管が破損していることも考えられます。水道管が突然破損したときは慌てずに、被害を最小限にするための行動をしましょう。自力の対応には限度があるためです。すぐに修理業者に修理の依頼をし、受けられる補償と制度を活用しましょう。
最近の水道管は素材が丈夫になり寿命も40年と言われていますが、古い家をリフォームのするときは水道管の取り替えも忘れてはいけません。水道管にも寿命があるということを知っておくことが大切です。
水道管の破裂原因として考えられること
水道管が破損する原因は以下のようなことが考えられます。
・水道管の老朽化
・水道管の凍結
・地震などの災害
まず「水道管の老朽化」のケースです。水道管の耐用年数は40年と言われていますが、環境によっても左右されます。50年経っても不具合がないケースもあります。
そして「水道管の凍結」です。凍結による破損は、冬場の最低気温氷点下になる地域で起こりやすいです。ペットボトルに水を入れて凍らせると膨張して割れてしまうように、水道管でも同じようなことが起きます。
水道管の水が凍ることで内部が膨張し、水道管が割れたり、接続部分が破損してしまうのです。寒冷地の庭には水まき用の水道がありますが、冬が訪れる前に必ず止水栓を止めましょう。これを「水を落とす」と言います。
冬場、氷点下の気温になるときはテレビのテロップでも「今夜は凍結防止のため水を落としましょう」と流れる地域もあります。
凍結で水道管が破損する気温は、マイナス4℃以下といわれています。寒冷地でなくても冬の特に寒い日は注意しましょう。
また「地震などの災害」で破損するケースもあります。特に劣化の進んでいる水道管はわずかな衝撃で破損してしまいます。小さな地震でも油断できません。古い水道管であれば、破損が起こってしまう前にプロに点検してもらうのも一つの手です。
自宅の水道管が破裂してしまった時の対処法
水道管が破損したときは慌ててしまいますがすぐに対処をしなければ、被害が拡大するばかりです。主な対処法は次の通りです。
・止水栓を閉める
・破損部分を補強する
・プロに修繕を依頼する
破損に気づいたら、まず止水栓を閉めましょう。止水栓は戸建てであれば、外の水道メーターの近くにあります。止水栓を閉めれば水が止まるので、これ以上被害が拡大することを防げます。
止水栓はドライバー式、ハンドル式、内ネジ式がありますが、いずれも右に回せば閉められます。
破損した場所が目に見える場所であれば、破損した部分をタオルやテープを巻き、補強しましょう。これは応急処置なので、これで水漏れが改善したわけではありません。
ここまでの対処が済んだら、プロに修繕をお願いしましょう。自力で修繕しようとすると、技術不足で被害が拡大してしまうことがあります。一時的に改善されたとしても、後になって二次災害が起こってしまうこともあります。
破裂した水道管に対処する際に注意するべきポイント
水道管の破損は突然起こります。漏水の被害が拡大しないように出来る応急処置を適切に行わなければいけません。水道管が破損したときに注意が必要なポイントは次の通りです。
・必ず止水栓を閉める
・水道管破損は自力で修繕できない
・必ず見積もりを出してもらう
対処法でも述べましたが必ず止水栓を閉めましょう。家の中には水回りが何か所もあってそれらが家の壁、床の中を水道管で張り巡らされています。そのどこかが破損、破損していたら家の中が水浸しになってしまう恐れがあります。止水栓を閉めて水の流れを止め、水漏れの被害を最小限に抑えましょう。
止水栓は、水道メーターの近くにあることが多いです。止水栓を止めたら、すぐに修繕会社にお願いしてください。
水道管の破損による修繕には、専門的な技術が必要になります。給水装置工事主任技術者や水道技術者などの資格が必要です。水道工事には法律や自治体ごとの決まりがあるので、資格があっても水道局の指定業者でなければ工事は出来ません。
また、水道局の指定業者でなければ、水道代の減税制度も受けられません。修繕費用は破損の状況により料金も大幅に違ってきますので、必ず見積もりを取りましょう。
水道メーターから道路側の破損は、水道局の負担になり無料での修繕になります。どの業者に決めるのかは水道局の指定業者を紹介してもらえると思いますが、修繕会社のホームページもチェックして実績数や技術力の高さ、減税制度や火災保険の適用をスムーズに進めてくれる業者を選びたいものです。
見積りもしっかり掲示してくれて、修繕代もわかりやすく、信頼できる会社が良いでしょう。またメンテナンスも含め、今後も色々と相談にのってくれる信頼できる会社を選ぶことをおすすめします。
水道管破裂時に利用を検討するべき制度
水道管破損が起こったとき、修理費用がどれだけかかるのか心配になります。活用できる制度があるのなら活用しましょう。水道管の破損で活用を検討するべき制度は次の通りです。
・水漏れ補償
・水道管凍結修理費用保険金
・水道料金減税制度
加入している火災保険の内容を確認しましょう。火災保険には「水漏れ補償」と「水道管凍結修理費用保険金」の水道管の破損が発生したときに活用できる制度が2つあります。
「水漏れ補償」は、水道管が凍結など給排水設備の事故によって破壊し、建物や家財が水浸しになって使いものにならなくなったときに対象となることがあります。
「水道管凍結修理費用保険金」は水道管が凍結により壊れたとき、その修理費用に支払われます。契約している火災保険が古ければ、後者は含まれていないことがあります。特に寒冷地に住んでいる方は、水道管が凍結して破損したときに備えるためにも保険の見直しと確認をおすすめします。
また、地域によって水道料金が減税される制度があります。そのときは「市町村が指定している会社を選んで修繕を依頼しなければいけない」という条件があります。
この制度を活用するとき、申請書を下水道局に提出して審査が通らなければいけません。しかし、凍結が原因で水道管が破損したときはこの減税制度は使うことができません。いずれにせよ、火災保険と水道料金の減税制度はどちらか一方使えるかもしれないということです。
まとめ
水道管の破損は工事中のミスのニュースで聞くくらいで、身近には感じていない方も多いかもしれません。しかし、水道管にも寿命があるため、長く使っていると破損してしまう可能性があります。
水道管も家と共に耐用年数を経て、劣化していくのです。環境や条件によってさまざまですが、15~40年前後で取り換えなければいけなくなるものだと認識しましょう。
また、寿命だけではなく、水漏れや水道管の破損によっての取り換えになることもあります。そうなっても慌てず応急処置をし、すぐに修繕会社に修繕をお願いしましょう。そして受けることのできる補償、制度を活用しましょう。
水道の破損、破損が起こったときに自分で出来ることは応急処置のみです。安心して修繕の相談や工事の依頼が出来る会社を選びましょう。
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