凍結した水道管に熱湯をかけるのはNG!その危険性とは? -なごや水道職人 -名古屋の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

名古屋 地元密着、実績10万件
0120-492-315 水道修理の24時間受付 お見積もり無料

水のコラム

凍結した水道管に熱湯をかけるのはNG!その危険性とは?

2021年12月05日 水道管の凍結

寒くなってくると、朝水道で顔を洗うときに凍結して水が出なかった経験はありませんか?水道が凍結してしまうと、洗顔やトイレだけでなく、朝食の準備もできなくなり、朝の忙しい時間帯にとても困ってしまいます。

そこで今回は、水道凍結がどのような原因で起こり、それを防ぐためにはどのようにすればよいのか、対処法と注意点についてご紹介します。

水道管の凍結が起きる条件

水道管が凍結すると、水が凍るときに水道管の中で氷が膨張して水道管が割れたり、接続部分が破損したりすることがあります。

知らないうちにそこからどんどん漏水していたという現象は、特に寒冷地であればよくあることです。では、どういうときに凍結が起きるのでしょうか。

■気温がマイナス4度以下になったとき
一般的に気温がマイナス4度を下回ると、水道管の中の水が凍結すると言われています。水道管が凍結してしまう最も大きな原因は「気温」です。

寒い地方では、冬になると天気予報等で「水道管の凍結」を注意喚起されるくらい、気温によって左右されることが多いのです。

■気温が氷点下近くて風が強いとき
日陰や強い風が吹きつける場所や庭の水やり用などの屋外でむき出しになっている水道管は、凍って水が出なくなることがあるので、冬の寒い日には特に注意が必要です。

冬場に旅行などで長期間水道を使用せず水を出さずにいる水道管も凍結の危険度が高いので気を付けましょう。

水道管の凍結を防ぐにはどうすべき?

やはり水道管も老朽化するため、メンテナンスは定期的に業者に依頼すればよいのですが、冬場の凍結対策は、天気予報などであらかじめ気温の変化がわかるので自分で対処できることがあります。

■水を少し流したままにしておく
冬場の水道凍結を予防するなかで一番簡単な方法は、寝る前に少しずつちょろちょろと流しておくことです。そうするだけで明け方にかけて氷点下になったときでも凍結を防げます。

水道代がかかってしまうことが心配ですが、水道管が凍結してしまい破裂して修理が必要になる恐れがあるようであれば、水を出したままにして予防することをおすすめします。

■水抜きをしておく
水が水道管の中からなくなれば凍ることはありません。そこで水道管の止水栓を閉めて、蛇口を開き中にある水をすべて出し切ってしまい空っぽにする方法です。

「水抜栓」というは北海道や東北地方などの寒冷地であれば設置されていることが多いのですが、一般的な地域では「水抜栓」はほとんどありません。その場合でも氷点下になりそうな日は「水抜き」しておくだけで簡単に水道凍結は防げます。

■水道管を保温しておく
一番凍りやすい場所は、外気に触れている蛇口・水道メーター・給湯器の3つです。毛布や保温材でむき出しになっている部分を包み外気に触れないようにします。

メーターボックス内にも毛布や発泡スチロールなどを入れて保温しておくとよいでしょう。専用の凍結防止カバーやソーラシステム配管も販売されており、信頼性の高いサーモスタットは、約3度以下になると通電を開始するという優れものです。

凍結した水道管に熱湯をかける危険性

凍ってしまった水道管をとにかく早く溶かしたいと思って、熱湯をかけたい気持ちもわかります。

しかし、急激な温度変化で熱膨張し水道管や蛇口が破裂・破損する恐れがあるので冷静に対処することが大切です。では、どのように溶かせばよいのでしょうか。

■ぬるま湯をかける
水道管にタオルを巻いてから、ぬるま湯をかけて凍った部分を溶かすようにしましょう。決して熱湯はかけないように注意が必要です。

ぬるま湯の温度は大体50度前後で、その際には必ず蛇口はあけておくことを忘れないようにしましょう。蛇口を閉めたまま温めることで逆に破裂する可能性もあり危険です。

■自然に解けるのを待つ
明け方は水が出なくて不便かもしれませんが、日が昇り自然と暖まり解けてしまえば安全に対処ができます。間違った方法で無理に溶かそうとして水道管を破損させないためにも気長に待つこともおすすめです。

■室内の温度を上げる
凍結したのが室内であれば、暖房などでお部屋を暖めるか、ドライヤーなどで凍結部分がゆっくりと解けるのを待ちましょう。

キッチンシンクの水道管が凍結してしまった場合は、シンクを開けてお部屋の温かい空気をいれるだけでも溶かすことができます。

まとめ

凍結対策をしっかり事前に行っていれば、簡単に予防することはできます。しかし、気温は完全に予測できないため、万が一水道管が凍結してしまった場合は、落ち着いて対処することが大事です。

一番危険なのは「急激に溶かすこと」。そのために熱湯をかけようとすることは絶対にやめましょう。水道管の劣化具合にもよりますが、凍結するだけで破損している可能性もあり、思わぬところから水漏れしてしまうことも考えられます。

二次災害にならないように、慌てず焦らず慎重に対処することが大事ですね。

名古屋のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「なごや水道職人(名古屋水道職人)」

公式LINEアカウント始めました!お友だち募集中
お電話一本ですぐに駆けつけます!

なごや水道職人(名古屋水道職人) 0120-492-315

なごや水道職人(名古屋水道職人) 0120-492-315