水のコラム
排水管から水漏れが発生した際の対処法とは?予防策も考えよう!
「排水管が水漏れしてしまった…どう対処すればいいの?」と悩んでいる方も多いでしょう。排水管から水漏れすると床が濡れたり、水が流れなくなったりするのでとても不便です。
そこで今回は、排水口から水漏れした際の対処法についてご紹介します。水漏れの予防策も併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
排水管から水漏れが発生した際に考えられる原因
排水管から水漏れが起きる原因としてはつまり、接合部の緩み、経年劣化の大きく分けて3つが考えられます。
■排水管のつまり
水漏れの原因として、まず考えられるのは排水管内のつまりです。
キッチンでは油汚れや食品カスが排水口の中に流れているので、それらが大きな塊やぬめりとなって排水管にこびりついてしまいます。
とくに油汚れが厄介で、油をそのまま排水後に流すと冷えて固まります。固まった油に洗剤カスや食品カスがまとわりつくことで、排水口つまりの原因となるのです。
また、浴槽では髪の毛や洗剤カスが原因で排水口が詰まる場合があります。人間の髪の毛は1日にとんでもない本数が抜け落ちますから、髪の毛が排水口に流れると詰まってしまうのも仕方のないことでしょう。
こまめに除去していれば問題はありませんが、そのまま放置すると髪の毛に洗剤カスが合わさってつまりの原因となってしまいます。洗濯機の排水口は、洋服から出た糸くずやほこりなどが原因でつまりを引き起こすのです。
洗濯機の排水口は掃除しづらい場所にありますから、なかなかフィルターを定期的に掃除している人は少ないのではないでしょうか。
■接合部の緩み
接合部の緩みもまた、水漏れの原因となります。
排水口・排水管を構成する接合部分のナットに緩みが生じると、ナットの緩みから水漏れを起こす場合があります。
排水パイプが外れて水がだだ漏れになる場合もあるので、すぐに対処しなければいけません。
■経年劣化
3つ目は経年劣化です。排水口も長く使用を続けていれば、どうしても劣化していきます。
排水管の寿命年数はおよそ10~15年程度だといわれています。今使っている排水管が15年以上経っているのであれば、水漏れの原因は経年劣化かもしれません。
排水管から水漏れが発生した際の対処法
排水管から水漏れが起きた際はすぐに対処しなければいけません。
水漏れすると床がびしょ濡れになってしまいますし、水を流せなくなるので家事や料理などもできなくなってしまいます。いつもの家事なのに倍以上の手間と時間がかかってしまうので、すぐに対応する必要があります。
では具体的に排水管から水漏れが発生した場合は、どのように対応すればよいのでしょうか。
まずは排水管のつまりが原因の対処法から見ていきましょう。
■排水管のつまりを落とす
排水管の接合部分や排水口から水が溢れているなら、排水管内のつまりが原因だと考えられます。水漏れに対処するには水道管内の汚れを落とす必要があります。
排水管内のつまりを改善する方法にはいくつかあるのですが、おすすめなのが重曹とお酢です。重曹とお酢を使った掃除法は、とくに油汚れが原因で詰まってしまったときに効果的でしょう。
排水口の蓋と排水トラップを外したら重曹をふりかけ、その半分の量のお酢をかけてしばらく放置するとシュワシュワと発泡してきます。そのまま30分程度時間をおいて泡がなくなってきたら、お湯を流して完了です。
泡を放っておくだけで重曹が汚れを浮かして洗い流してくれるので、手軽にできる方法といえます。
また、キッチンや洗面台、浴槽の排水口のつまりはラバーカップを使った方法がおすすめ。ラバーカップといえばトイレに使うイメージが強いかもしれませんが、お風呂場でも活躍してくれます。
使い方は、排水管が見える状態にしてから口を塞ぐようにラバーカップをはめ、体重をかけて押し込んで、一気に引っ張り上げるだけです。ラバーカップを勢いよく引っ張ると強い水圧が出るので、頑固なつまりも流してくれるでしょう。
■接合不良を改善する
2つ目は接合不良が原因の場合の対処法です。
接合部分からちょろちょろと水漏れしている場合は、ナットが緩んでいないかチェックしてみてください。ナットを締めなおしてみて水漏れが改善されれば大丈夫です。しかし、ナットを締めなおしても水漏れが改善されない場合は、内部のパッキンが劣化しているのかもしれません。
パッキンはホームセンターなどでも販売されていますし、自分でも交換できます。
■自分で対処できない場合には
ラバーカップやパイプクリーナーなどを使っても、ナットの締め直しをしても水漏れが改善されない場合は、速やかに専門業者に相談しましょう。
専門知識を持ったプロが専門用具を用いて対応してくれるので、スムーズに解決してくれますよ。
排水管の水漏れ予防法
最後に、排水管の水漏れを予防する方法をご紹介しておきます。
水漏れすると余計な費用がかかりますし、手間もかかるので何とか避けたいところですよね。今日からでも予防対策をして、水漏れしないように準備しておきましょう。
排水管の水漏れ予防法ですが、何といっても排水口に汚れをためないことが重要なポイントです。キッチンなら油をそのまま流さず、食品カスでもゴミ袋に捨てる必要があります。排水口に細かい網目のネットを挟んでおくと、食品カスもしっかりキャッチしてくれますよ。
洗面台や浴室なら、使い終わった後は毎日髪の毛を除去するようにしましょう。髪の毛は水に溶けるわけではないので、放置するとどんどん雑菌が繁殖したり、大きな塊になったりします。悪臭や水漏れの原因にもなるので、使い終わったら髪の毛を掃除するという習慣を作るとよいでしょう。
洗濯機の排水口の場合は掃除しづらい場所にありますが、定期的にフィルターをチェックすることが大切です。洗濯機の排水口には糸くずやほこりをキャッチするフィルターが付いています。週に1度くらいはフィルターを取り外して、ゴミやほこりを除去してあげてください。排水口周りもしっかり掃除しておくといいですね。
基本的に排水管の水漏れは、ゴミやほこりが溜まることで起きやすい傾向にあります。もし、排水管の中に汚れが詰まっていないのに水漏れしている場合は、部品の劣化や排水管自体の破損を疑いましょう。
最初はこまめに掃除するのが面倒かもしれません。しかし、放置するとどんどん汚れがこびりつき、そして大きくなって水漏れの原因となってしまいます。
水漏れを予防するためにも、こまめなお手入れが重要なポイントです。もし、こまめな掃除が面倒に感じるのであれば、上記でも紹介したネットを活用してみてください。
ホームセンターやドラッグストアには網目の細かいネットが販売されています。ネットを排水口に挟むだけで髪の毛や糸くず、食品カスなどが排水口に流れないようにブロックしてくれるので、とても便利ですよ。
掃除する際もネットを取るだけでできるので、めんどうくさがり屋な方でもお手入れしやすいでしょう。ネットはさほど高い金額ではありませんし、ぜひ取り入れてみてください。
まとめ
今回は排水管から水漏れが発生した場合の原因や対処法などについてまとめていきました。水漏れすると床が腐食しますし、キッチンの場合は使えなくなるので家事が滞ってしまいます。
排水管のつまりが原因だと最悪の場合水漏れだけではなく、逆流してくる可能性もあります。排水管から水漏れした際も迅速に対応できるように、ぜひ今回ご紹介した方法を覚えておいてください。また、水漏れしないようにこまめにお手入れすることも大切です。
排水管からの水漏れを予防して、快適に家事や日常生活が送れるように対策しておきましょう。
名古屋のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「なごや水道職人(名古屋水道職人)」
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