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水のコラム

ボイラーからの水漏れは早急に対処すべき理由とは?

2020年03月31日 水漏れトラブル


ボイラーから水漏れする主な原因は経年劣化や凍結、整備不良です。水漏れを放置していると、ガスの不完全燃焼による一酸化中毒を引き起こす可能性もあります。命にかかわる事故ですので、見つけ次第早急に専門業者へ依頼しましょう。

ここではボイラーの水漏れ原因と放置したときのリスク、対処方法について解説いたします。

ボイラーからの水漏れを放置するリスク

水漏れの原因が止水栓ではなくボイラー(給湯器)であった場合は、そのままにせず、給水を止めて、できるだけ早く専門業者に修理・交換依頼しましょう。

ボイラーからの水漏れを放置すると、ガスの不完全燃焼による一酸化中毒やボイラーの内部に水が入り、電気系統がショートし火災につながってしまう危険性があります。
一酸化炭素はほぼ無臭のため、室内に充満してもなかなか気づくことができません。自覚症状がないまま意識を失い、最悪の場合そのまま亡くなってしまうケースもあるのです。

また、水漏れは水道の蛇口を締め忘れているのと同じ状態です。放置している期間が長いほど水道代がかさんでしまいます。今までと同じように使っているのに急に水道代が高くなった、という場合は、ボイラーからの水漏れが原因かもしれません。

マンションやアパートの場合は、ボイラーが水漏れすることでほかの部屋にも迷惑をかけてしまいます。重大な事故を引き起こさないためにも、迅速な対応が必要です。
まずは焦らずに給水パルプを回し、ボイラーへの給水と止めます。コンセントも抜いておきましょう。

ボイラーからの水漏れの原因

長時間使用しなかったボイラーを稼働すると内部に圧がたまり、止水栓から水が漏れることがあります。これは一時的なもので、内部の圧が下がると自然とおさまります。
しかし、ボイラーを使用していないのに止水栓から水が漏れている場合は、次のようなことが原因で故障している可能性が高いでしょう。

・1. 経年劣化
ボイラーが水漏れする原因として多いのが、経年による劣化です。メーカーや使用頻度によって寿命は異なりますが、ボイラーの内部部品に使われている金属類やゴムパッキンは、大体7~10年程度が寿命といわれています。

ボイラーは生活にかかせないものですので、使用開始から7〜8年経過している場合はこまめに点検しておきましょう。異音や水温が不安点、点火不良などの不具合があるなら劣化のサインです。水漏れが起こる前に交換を検討しましょう。

・2. 凍結
凍結は、意外にも暖かい地域に多いといわれています。寒い地域は寒冷地仕様のものが使われているため、簡単に凍結しにくいからです。暖かい地域だとどうしても油断しがちですが、冬場は配管の凍結に十分注意しておきましょう。
凍結による水漏れの原因は、ボイラー内部の配管破裂です。ほとんどの場合、新しいボイラーと交換することになります。

・3. 整備不良
まだボイラーが新しいもので、凍結の可能性もない場合は、施工業者による整備不良や取付ミスが原因である可能性があります。
設置場所がズレている、部品が締め込まれていないといった不備で水漏れを起こす場合がありますので、専門業者に相談してみましょう。

ボイラーからの水漏れの対処方法

ボイラーからの水漏れは、なるべく早めに対処する必要があります。専門業者に相談するのがベストですが、できる範囲は自分で対処しておきましょう。

・1. 給水バルブを閉める
ボイラーの水漏れに気づいたら、まずは給水パルプを閉めて給湯器をすべて停止し、コンセントを抜いておきましょう。お湯は使えなくなってしまいますが、水漏れによるトラブルを軽減できるでしょう。

・2. 止水栓を止める
給水バルブが閉まらない場合は、止水栓を止めてボイラーへの給水を止めましょう。根本的な解決にはなりませんが、漏水を防ぐことで一酸化中毒などの大きなトラブルを回避できます。止水栓は水道メーターのところに設置されているので確認してみてください。

・3. 専門家に依頼する
給水バルブを閉める、止水栓を止めるといった簡単な対処は自分でもできますが、水漏れを解決することはできません。いつまでも給水バルブや止水栓を止めたままではいられませんので、すぐにでもプロに依頼してきちんと修理してもらいましょう。

なごや水道職人なら、どんな水のトラブルにも24時間365日、祝日もしっかり対応してくれます。給湯器やボイラーといった特殊な場所の修理も可能ですから、迷ったときはまずはなごや水道職人に相談してみてください。

ボイラーからの水漏れは放置せず専門業者に修理・交換依頼しよう

ボイラーの水漏れはそのままにしておくと、一酸化炭素中毒やショートによる火災など、命に関わる事故につながる可能性があります。すぐに給水バルブや止水栓を止め、プロに修理・交換依頼をしましょう。

なごや水道職人ならボイラーからの水漏れにも対応してくれますし、24時間365日、祝日でも依頼できるので安心です。

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