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水のコラム

水漏れ時の救済措置「水道料金減免制度」について詳しく解説

2019年07月30日 水漏れトラブル


自宅で起きる漏水問題において、多くの人が気にするのが「水道料金の増加問題」です。
「わざと漏水したわけではないのに、漏れた分の水道料金も個人負担をしなければいけないの?」と思うのは至極当然でしょう。
実は、ある一定の条件を満たしていれば漏水による水道料金を減免できる制度が存在します。この制度を知っておくと、漏水のときに一部減額できるかもしれないのです。今回はそんな「水道料金減免制度」を詳しく解説します。

水道料金の減免制度の概要と市区町村別の適用条件

水道料金の減免制度とは、漏水による水道料金増加に対し適用される制度のことです。ある一定の条件を満たしていれば、漏水で増えた分の水道料金を免除してくれます。
その条件とは主に以下の項目です。

*① 地中や建物内などの発見が困難な場所での漏水
*② 過去の使用水量と漏水分を含む月分の使用水量を比べ、明らかに変化があった場合

ただし、水道料金の減免制度については、名称や細かい適用条件、申請方法が市区町村によって異なる場合が多いため、自身が住んでいる市区町村に指示を仰ぎ確認する必要があります。

例として3つの地域の適用条件をまとめると、以下のように違い出るのです。

① 愛知県名古屋市の水道料金減免制度適用条件
*水漏れの箇所や状況によっては上下水道局または市の指定する水道工事業者で修理した場合に減免
*トイレ、ビルやマンションの受水槽以降での水漏れなどは対象外

[注1]

② 横浜市の水道料金減免制度適用条件
*水道メーターから蛇口までの間で発生している漏水であって、宅地内の給水管や水道設備の損傷又は故障が原因のもの
*第三者の故意又は過失に基づかないもの

[注2]

③ 埼玉県飯能市の水道料金減免制度適用条件
*給水装置からの漏水であること
*地下、床下、壁中、その他発見が困難な箇所からの漏水又はメーターからの漏水
*過去1年に同一箇所において漏水減免を受けていないこと
*飯能市指定給水装置工事事業者による漏水修理が完了していること
*修理完了日が漏水発見後2か月以内であること
※市又は飯能市指定給水装置工事事業者の都合により修理が遅延した場合を除く申請日が漏水修理の終了後3か月以内であること
*納入期限を過ぎて未納となっている水道料金がないこと

[注3]
以上のように、減免制度の件に関して市区町村で違いがあるため、必ず申請前に自身が住んでいる地域の水道局で確認をしましょう。

水道料金減免制度を受ける手順

水道料金減免制度を受ける手順も市区町村によって細かく異なります。また、適用期間や申請期間なども違うため、必ず期限内に申請できるように準備をすすめてください。
申請が送れて一部減免が受けられない事態は避けましょう。

① 愛知県名古屋市の水道料金減免制度申請手順
*漏水修理完了後に証明書を提出(市指定水道工事者の場合「給水装置修繕届出書」 / 上下水道局の場合「修繕公工費領収書」)

※提出期間は漏水等修繕工事が完了した月の翌月から起算して2年以内

[注1]

② 神奈川県横浜市の水道料金減免制度申請手順
*水漏れ修繕完了後、横浜市水道局発行の「漏水に伴う使用水量認定申請書」をダウンロードし、必要事項を記載する。修繕に関する内容は具体的に記載する
*漏水修理の請求書や領収書の写しを添えて、管轄水道事務局へ郵送

※修繕施行者が記入する部分もあるので、あらかじめダウンロードしておきましょう
※適用期間は漏水分を含む検針月分を対象に適用

[注2]

③ 埼玉県飯能市の水道料金減免制度申請手順
*以下の4つを用意し、飯能市上下水道部水道業務課に提出する
1.水道料金等減免申請書
2.給水装置等修理報告書(修繕業者が記載するもの)
3.修正箇所がわかる図面
4.修理状況の写真(修繕前後の漏水箇所写真、漏水場所およびその周辺を写したものの両方)

※適用期間は漏水発見後から2ヶ月以内かつ、修理完了から3ヶ月以内の申請に限る

[注3]

水道料金減免制度の対象外となる7つのパターン

上述のように、漏水による水道料金減免制度はある一定の条件を満たしていないと減免の対象から漏れてしまいます。対象外となると、いかなる場合でも全額自己負担となってしまうため、対象外になるかどうかは現場判断となる場合も多く、一概に線引きはできません。しかし、以下の項目には当てはまれば、対象外になることが多いと考えられています。

*漏水している事実を知っていたのに、修繕依頼を怠った場合
*指定の修繕業者に依頼しなかった場合
*使用者の過失、故意による破壊と判断された場合
*老朽化による取り替え指導を受けたにも関わらず工事を行わなかった場合の漏水
*申請期間や適用期間外の申請
*過去1年以内に同一箇所が漏水し、修繕工事と減免を受けた場合
*水道料金で未納分がある場合

まずは、各市区町村の公式ホームページや相談センターに問い合わせてみましょう。

漏水による水道料金減免制度を受けるなら早めに動こう
漏水による水道料金の増加は放っておくと、家計に響くほど大きな損失になってしまいます。申請期間や適用期間に手順を踏んでおけば、申請自体はそれほど難しいことではありません。「減免制度の対象にならないかもしれない…」と思ってあきらめるのではなく、まずは早めの修理と申請を心がけましょう。

[注1] 水漏れした場合の上下水道料金|名古屋市上下水道局
https://www.water.city.nagoya.jp/category/mizumore/1108.html

[注2] 漏水(水漏れ)に伴う水道料金等の減額について 横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/suido-gesui/suido/ryokin/rousuigengaku.html

[注3] 漏水した場合の水道料金の減免制度について|飯能市-Hanno city-
https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/1159

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