水のコラム
トイレの正しい節水方法を知って水道代を賢くカットしよう!
毎月の水道代金に頭を悩ませている方は、さまざまな節水方法を試しているかもしれません。そして水を使う場所のなかでも、家族の人数が増えれば増えるほど水道代が高くなってしまうのがトイレです。
トイレの節水方法は口コミやテレビで紹介されて広まった方法もありますが、なかには間違った節水方法もあります。間違った節水方法をしてしまうと、トイレの故障の原因にもなりかねませんので注意が必要です。
そこで今回はトイレの正しい節水方法や間違った節水方法を紹介します。水道代を少しでも安くしたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
トイレの正しい節水方法
それではさっそくトイレの正しい節水方法を紹介します。
レバーやボタンを使い分ける
トイレの水を流すレバーやボタンは、大・小に分かれているのが一般的です。また最近の高機能トイレの中には、さらに節水ボタンがついているものもあります。これらのレバーやボタンを正しく使い分けているかどうかもポイントです。
トイレの製造時期やメーカーによっても違いがありますが、大と小では流れる水の量が2・3リットル異なります。今まで意識して使い分けていなかった人は、今後大・小をしっかり使い分けることで、かなり節水が可能になるはずです。
節水型トイレを購入する
トイレを流す時の水の量は、トイレの製造時期によって異なります。たとえば1994年頃に発売されたモデルで大を使用した場合、約13リットルの水が必要です。一方2012年以降に発売されたモデルでは、たった3.8リットルで流せます。年間で考えても70%前後の水をトイレだけで節水できるのです。
節水型トイレの導入費用に頭を悩ませてしまうかもしれませんが、これから使い続けることを考えると断然節水型トイレに切り替えたほうがお得でしょう。
1回につき1回しか流さないようにする
トイレを流すときに癖で2度流ししている人はいないでしょうか。音が気になって、自宅でも2度流しをしているという人は意外と多いものです。しかし2度流しをすると、3.8〜13リットルもの水を無駄にしてしまいます。無意識のうちに2度流ししている人は、今日からやめてみましょう。
また自宅でもどうしても音が気になるという人は、自宅用の簡易の流水音発生器を取り付けるのもおすすめです。
トイレの間違った節水方法
トイレの節水方法として広く知られている「タンクの中に水を入れたペットボトルを入れておく」という方法は、実は間違った節水方法なのをご存知でしょうか。
この方法はタンクの中に水を入れたペットボトルを入れておくことで、水が少なく排水されて節水になるとして広まった節水方法です。確かに排水する水の量を抑えることができるのですが、トイレを流す時に必要な水量はトイレのモデルごとに適量が決められています。
それにもかかわらず排水する水の量を減らしてしまっては、排泄物や汚れを十分に流すことができません。見た目には流れているように見えても、汚れが蓄積してしまえば悪臭を放つ原因になります。
また排泄物やトイレットペーパーがつまる原因にもなります。トイレのつまりは比較的簡単に直すことができるものもありますが、最悪の場合は業者に依頼しなければならなくなり、かえってお金が必要になることもありますので、注意しておきましょう。
間違った方法でトイレが故障したら…
もし今までタンクの中にペットボトルを入れる方法をしていて、トイレがつまったら、つまりを解消させなければいけません。つまりを解消させる方法をいくつか紹介しましょう。
ぬるま湯を流す
流れる水量が少なくてトイレットペーパーや排泄物がつまった場合、ぬるま湯を少しずつ流すことでつまりを解消できます。お湯は45度くらいのものを用意しましょう。熱すぎると便器を破損する恐れがあります。
バケツを用意してできるだけ汚水を汲み出したら、溢れないようにゆっくりとぬるま湯を注ぎます。徐々に便器内の水位が下がっていくので、下がったら2・3度同じようにぬるま湯を注ぎましょう。1時間くらい放置すれば、つまりがふやけて流れるようになります。レバーかボタンを使って水を流してください。
ただトイレットペーパーや排泄物のつまりはこの方法で解消できますが、固形物をつまらせた場合は効果がありません。
ラバーカップを使う
ラバーカップはスッポンと呼ばれることもありますが、トイレやそのほかの排水管のつまりを解消する効果があります。ラバーカップの底をトイレの排水溝に押し当て、引っ張ることでつまりが解消できる仕組みです。押してしまうとつまったものが奥に行ってしまって悪化することがあるので、一度で解消されない場合は、一度引いたらカップを浮かせて再度当てなおしてください。
水が飛び散って周りが汚れてしまうので、新聞紙やビニール袋を敷いて飛び散ったときに掃除しやすくしておきましょう。
ペットボトルを使う
2リットルサイズのペットボトルを使う方法で、ラバーカップがない場合に代用として使えます。使用するペットボトルは空の状態で手で簡単に押しつぶせるタイプのものを用意してください。
まずペットボトルの下部分を切り取り、ゴム手袋をはめます。ペットボトルは蓋をしたままの状態か、片手で飲み口を押さえるようにしてください。
あとはトイレの排水溝にペットボトルの下を当てて引くとつまりが解消されます。ラバーカップ同様、水が飛び散って周りが汚れることがあるので、新聞紙やビニール袋を敷いておきましょう。
水道修理業者に依頼する
今紹介した方法でつまりが解消できない場合は、水道業者に相談するのも一つの方法です。無理矢理解消しようとすると、最悪の場合つまりが排水管の奥に移動してしまったり、便器を破損してしまったりする恐れがあります。
排水管の奥でつまってしまうとより修理費用がかかりますし、便器を破損すれば修理代がかかったり、最悪の場合は新しいものを購入したりしなければなりません。ご自身でどうにもできないときは、修理業者に依頼してプロに任せましょう。
正しい方法で確実に節水しよう
今回紹介したように、間違ったトイレの節水方法をしている方もいるかもしれません。しかしその方法では便器の故障の原因となってしまうため、もし現状そうなっているのであればすぐに辞めましょう。
トイレの節水方法を3つ紹介しましたが、その中でも「レバーやボタンで大・小を使い分ける」方法と、「1回につき1回しか流さないようにする」方法は、すぐにでも始められる節水方法です。少しの心がけで水道代も変わりますので、さっそく今日から試してみてくだ
名古屋のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「なごや水道職人(名古屋水道職人)」
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