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水のコラム

水道管の不具合による濁りは危険?その安全性や対処法について

2020年02月04日 水のトラブル

今まではそんなことがなかったのに、蛇口をひねったら濁りのある水が出てくるようになったら驚いてしまうものです。

その水は使っても問題ないのか知っておきましょう。

水道水が濁ったときの水の安全性、そして濁りが発生したときの原因や対処法についてご紹介いたします。

 

水道水の濁りは危険?安全?

水道水が濁りには、3つのパターンがあります。

まず透明なグラスや白いカップに入れて、どんな色に濁っているかを確認しましょう。

 

・1. 赤く濁った水

水が赤く濁るのは鉄が混ざってしまっているからです。

鉄は人間が生きていくのに必要な成分で、食物にも含まれているものです。

厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準」によると、耐容上限量が1日あたり40〜50mgです。

実は、赤く濁っていない水道水にも1リットルあたり0.3mgの鉄が含まれているのですが、赤く濁っているのがわかるのであればそれ以上含まれている可能性が高いです。

 

基本的には少量であれば人体に問題はありません。

しかし、赤く濁った水を大量に飲んだり、濃い赤色に濁っている水を飲むと、嘔吐や下痢を引き起こすこともあります。特に乳幼児には飲ませないようにしましょう。

 

・2. 白く濁った水

白く濁った水が出る場合、一度コップに入れてしばらく置いて透明になるのであれば安全性に問題はありません。

しかし、コップに入れてしばらく置いてもそのまま白かったり、沸騰させたら白く濁ってしまうのであれば、亜鉛が多く含まれています。

 

亜鉛も私たちが生きていく上で必要な成分で、1日あたりの耐容上限量は35mgです。水道水には1リットルあたり1.0mgの亜鉛が含まれているのですが、白く濁っている場合はそれ以上含まれています。

耐容上限量以上の亜鉛を摂取しても体外に排出されるので基本的には問題ありません。

 

・3. 黒く濁った水

黒く濁った水道水は、水分中にマンガンという成分が溶け出していることが考えられます。

このマンガンも人体に必要な成分です。マンガンの耐容上限量は1日あたり11mgですが、これを超えたとしてもマンガン自体が体に吸収されにくい成分であるため、毒性も低く安全性には問題はありません。

 

水道水の濁りの原因

どんな色に濁っているかによって原因が異なります。

それぞれの濁りの原因を見ていきましょう。

 

・赤く濁った水の多くはサビが原因

朝や長時間家を空けていた後などに一時的に濁る場合と、常に赤い濁りがある場合の2つのケースがあります。

 

鋼製の給水管や給湯器なのであれば、まず原因として給水管や給湯器のサビが考えられます。

 

水を流しっぱなしにして1分前後で赤い濁りが解消されるのであれば、サビの可能性が高いです。

もし、1分経っても水の色が変わらないのであれば、宅外の水道管に問題がある可能性があります。また周囲で水道管工事を行なっていたり、消火栓バルブを開閉していると一時的に赤く濁りのある水が出続けることもあります。

 

・白く濁った水は気泡や亜鉛が原因

白く濁った水が出るけれど、コップに入れると濁りがなくなり透明になったのであれば、それは水に空気が気泡となって混ざっていることが原因です。

蛇口がつながっている給水管は高圧状態の水が入っていて、蛇口をひねると勢いよく水が出るようになっているのですが、このときに気泡が混ざることがあります。また給湯器を使っている場合、給湯器内部で急激に水を加熱すると気泡が発生することもあります。

 

コップに入れてしばらく置いても水の白い濁りがなくならない場合や、お湯を沸かすと白く濁る場合は、給水管に含まれる亜鉛の成分が溶け出しているのが原因のこと多いです。

亜鉛めっきが施された給水管の場合、使用間もない頃に亜鉛が溶け出して白く濁ってしまうことがあります。給水管のなかに水が溜まっている時間が長いほど白く濁った水が出やすくなります。

 

・黒く濁った水はマンガンが原因

水道水には極微量のマンガンが含まれていることがあり、このマンガンと水道水の消毒に使われる塩素が反応すると二酸化マンガンになります。

二酸化マンガンが時間をかけて水道管や給水管に蓄積され、徐々に溶け出すことで黒く濁った水になってしまうのです。

なかなか黒い濁りが解消されない場合、そのまま使っていると洗濯時に服やタオルが黒くなってしまうこともあります。

 

濁りが改善されないときは業者に相談を

安全性には問題ないとはいえ、濁りのある水は水の味を劣化させてしまうことがあります。また衣類が着色してしまうのも問題です。

時間を置いても水の濁りが改善されないのであれば、できるだけ早く水道業者に相談することをお勧めします。

 

お住まいのエリアの水道業者を探し、急ぎでないのであればいくつか見積もりを取りましょう。水の濁りのレベルによっては、配管洗浄で済む場合もあります。

赤く濁った水が出てサビがひどい場合は、配管交換や給湯器交換が必要になることもあります。水道修理業者に相談してみましょう。

 

・濁りのある水は人体へ影響がないことがほとんど

濁りのある水が出てくると不安になってしまいますが、人体に影響があることはほとんどありません。

しかし、透明な水とは味も違いますし、それが原因で服に色がついてしまっても大変です。

一時的なものであれば、時間を置くことで解消されますが、長期的に濁りのある水が出る場合は水道修理業者に相談してみましょう。

 

名古屋エリアで濁りのある水にお困りならなごや水道職人にご相談ください。

トイレ、キッチン、洗面所など、あらゆる場所の水のお悩みを解決します。お気軽にご連絡ください。

 

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