水のコラム
トイレから節水を始めよう!正しいトイレタンクの節水方法とは?
テレワークやオンライン授業など、新しい生活様式が定着し家族が自宅にいる時間が増えました。家族が家に集う時間が増えコミュニケーションが取りやすくなるのはとても喜ばしいですが、その反面光熱費の高騰に頭を抱えている方は多いでしょう。
中でも、水道料金の値上がりが顕著だと感じる方が多いようです。家庭内の水道料金の内訳は多い順に、お風呂、トイレ、調理、洗濯となっています。今日は水道料金の2割強を占める、トイレの節水方法について話しましょう。
トイレのタンクの仕組み
トイレの節水方法を知る前に、トイレのタンクのシステムについて理解しましょう。まず、レバーを引くとタンクの中でチェーンとレバーが連結しているフロートバルブが開き、タンクの中の水が便器の中に流れ排水します。そして、タンクの中の水が減ると、給水管とつながっているボールタップの先端にある浮き球が下がるため給水が始まる仕組みです。
浮き球が定位置まで上がれば給水が止まります。そして、タンクの中に聳え立つオーバーフロー管は、ボールタップが機能しないときに一定量まで水が増えたらタンクから便器に水を排出するのです。さらに側面にあるメモリで水量を測れるように配慮されています。
タンクの中に瓶やペットボトルはNGです!
トイレの節水法と聞いて、真っ先にタンクの中に瓶やペットボトルを入れる方法を思い浮かべた方は多いでしょう。タンクの中に水の入ったペットボトルなどを入れ水の量をかさ増しして、流れる水量を少なくするこの節水方法は、一時期メディアでも取り上げられ話題になりました。一見合理的に見える方法ですが、トイレのトラブルを引き起こす可能性が非常に高いためにおすすめできません。
まず、洗浄水が少なくなることで排泄物やトイレットペーパーが下水まで流れず排水管に滞留し、詰まりや水漏れの原因になる可能性があります。あまり知られていませんが、トイレの小の洗浄水量は男性がトイレットペーパーを使用せず排尿した場合を想定して設定されています。女性がトイレットペーパーを使用する際、小の水量の半分で流したら、当然ですがしっかり流すことはできません。
また、排水管内の詰まりだけでなく、タンクの中でペットボトルや瓶がぷかぷか浮き他のボールタップやオーバーフロー管、フロートバルブなどの部品に接触し、動作不良や故障を招く可能性があります。
タンクの中の部品が故障するとタンクの中でチョロチョロと水漏れが起こることが多く、水道料金は何倍にも跳ね上がるケースも見られます。節水のための対策が水道料金の高騰につながっては元も子もありません。タンクの中に異物を入れるのは、さまざまなリスクを含んでいるので実行している方は今すぐやめてください。
おすすめの節水方法
まず、適切な水量で流すことを心掛けましょう。臭いや音消しのために何度も水を流していませんか?また、節水という観点だけでなく、世界的な規模で水不足が深刻化しており、各国で厳しい洗浄水量が設けられているのです。環境のためにも、音消しのツールや臭い消しのスプレーを導入して一度の排水で済むようにしましょう。
トイレの使用年数が長い方は、最新式のモデルに買い替えを検討してみませんか?2021年の節水トイレだと、4~5リットルの水量で洗浄可能となっています。1990年代に流通していたモデルでは大の水量は16リットルも使用されているので、4分の1の水量で洗浄可能になります。
大きな買い物になりますが、長期的な目線で考えると大幅にコストダウンするために大変お得です。また、トイレは10~15年が耐用年数とされており、経年劣化によりパーツの劣化や破損が起きる恐れがあります。安全面を考えても古いモデルを使用することはおすすめできません。
なるべくコストをかけず節水したいという方は、タンクに節水器具を設置しましょう。ウォーターセーバーというグッズはフロートバルブの上に置くだけで洗浄水量を40%カットしてくれるという優れものです。流した後のチョロチョロと流れ続ける水のみをカットするために、便やトイレットペーパーが排水管内に残留する心配もありません。
同じようにタンクに設置するもので、節水器ロスカットというものもあります。こちらはほとんどのメーカーのタンク式トイレに装着可能なだけでなく、排水量に合わせて給水の量も調節できるため、大幅に水道料金を節約できるのが特徴です。また、家に工具がありDIYがお得意な方はタンク内の部品をすべて入れ替えるタイプの万能ロータンクスリムタップという器具をおすすめします。水位が調節できるバルブがついているために、水量を微調整したいというこだわりをお持ちの方にも良いでしょう。
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