水のコラム
ユニットバスの排水口を掃除する手順と汚れを溜めないコツ
近年では主流となってきているユニットバスですが、定期的な掃除をしていないとつまりを起こし、さまざまなトラブルに発展してしまいます。そこでこの記事では、種類や構造を詳しく説明していきます。
それと同時に、つまりの原因や排水口を掃除する手順などもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。定期的なメンテナンスで、きれいで快適な入浴ライフを楽しみましょう。
ユニットバスとは
そもそもユニットバスとは、どのような形状のものを指すのでしょうか。ほとんどの方が、お風呂とトイレが一緒になっているタイプを想像するのではないでしょうか。しかし種類もあり、セットしているものによって呼び名も変わってきます。
ユニットバスの種類
実際には浴槽と壁、天井や床をまとめてつくられているお風呂のことをユニットバスといいます。いくつかの種類によって、ついている付属品が異なるため、それぞれの種類について解説していきます。
1点ユニットバス
浴槽と洗い場のみになっているタイプが、1点タイプです。洗面台やトイレが独立しているため、気がつかない方も多いのですが、浴室がまとめてつくられているのであれば、1点タイプだと覚えておきましょう。
2点ユニットバス
2点タイプは、浴槽と洗面台が一緒になっているタイプです。ワンルームのアパートに、このタイプが使用されていることが多くみられます。トイレがない分、3点タイプよりも広々と浴槽が使えることが特徴です。
3点ユニットバス
3点タイプは、浴槽とトイレ、洗面台が浴室の中にすべて設置されているタイプです。ホテルやワンルームマンションなどで使用されています。浴槽にシャワーカーテンを設置し、トイレと浴槽で仕切って使用している方も多いです。
排水口の構造とつまる主な原因
快適でとても使いやすいのですが、排水口がつまりやすいというデメリットもあります。そこで、排水口の構造と主な原因をここから解説していきます。どのような原因でつまりを起こすのか、確認してください。
ユニットバスの排水口の仕組
水が流れていく排水口の仕組みは、一番上に排水口のカバーがついています。カバーを開けると、その下にヘアキャッチャー(ゴミ受け)があります。さらに排水トラップや排水管へつながっている構造なのです。
つまる主な原因は髪の毛
浴槽でつまりを起こす主な原因は、髪の毛がダントツです。毎日洗髪を行いますが、1日に50本から100本ほどの髪の毛が抜け落ちています。また、季節によって本数も異なります。
夏や秋にかけては、頭皮に受ける紫外線の量が多いため、多いときで200本の髪の毛が抜けてしまうのです。そのため、ヘアキャッチャーを見てみると、ほとんど髪の毛が溜まっている状態になっています。
石鹸カスもつまる主な原因
石鹸カスもつまりを起こす原因のひとつです。普段はお湯を使い体を洗い流しますが、流れていったボディーソープやシャンプーなどは、排水管の中で冷えて固まります。そこへキャッチャーで取りきれなかった髪の毛や皮脂などが、はりつくのです。
石鹸カスや皮脂、垢などは通常では目に見えない状態で排水口へと流れていきます。そのため、その場では防ぐことができません。しかし、定期的な掃除を行うことで、つまりを解消することが可能です。
排水口を掃除する手順
では、つまらせないために重要となる、定期的な掃除を行う手順をご紹介します。簡単にできる方法なので、空いた時間を使って週に1度は試してみるのも良いでしょう。順序を確認して、ぜひ実践してください。
ヘアキャッチャーのゴミを取る
はじめにビニール手袋をはめて、ヘアキャッチャーのゴミを取り除いていきましょう。髪の毛に石鹸カスなどが貼りつき、ヘドロ状態になっている場合もあります。手で取り除いたら、ビニール袋へ入れてゴミ箱に捨ててください。
排水トラップのゴミも取る
次に、排水トラップのゴミも取っていきます。手を入れてゴミを取ることも出来ますが、割りばしや使い古しの歯ブラシを使い、かき出すようにしてゴミを取る方法もおすすめです。
排水管洗浄剤で洗浄を行う
天然成分で人体に無害な、重曹やクエン酸などを使用してつまりを解消させる方法もありますが、この素材が発揮できるのは初期状態や、定期的なメンテナンスだと考えてください。あまりにも状態が酷い場合には、効果の期待は持てません。
そのような場合は、排水口専用洗剤やヘドロをしっかり溶かす薬剤などを使用しましょう。使う場合は、説明書を確認しながら、浴槽内の換気をして使用することをおすすめします。
汚れを溜めないコツ
汚れがつまってしまったら、早急に対策を考えなければなりません。また、汚れを溜めなければつまりの心配もなく、快適に入浴が楽しめます。では汚れを溜めない方法とは、実際にどのようなことをすればよいのでしょうか。
ここからは、毎日できる汚れを溜めない方法をご紹介していきます。お風呂上がりや普段の掃除と一緒に実践できる方法なので、試してみてください。また100均などで購入できる、ゴミキャッチシートなどのアイテムを使用するのもおすすめです。
定期的に掃除をする
まずは、定期的に排水口の掃除をしていきましょう。つまりを起こす主な原因は、髪の毛や石鹸カスなどが固まったヘドロです。ヘドロの量が多くなるほど、排水管のなかで水の流れを止めてしまう状態になります。
そのため、ゴミキャッチャーに溜まった髪の毛は毎日取り除き、週に1度は重曹やクエン酸などを使用して排水口を掃除することが大切です。つまりを起こさないためにも、定期的な掃除を心がけてください。
排水口ネットを取り付ける
ゴミキャッチャーの目は粗く、細かい髪の毛や細い毛がすり抜けて、排水口へと流れていきます。そのため、細い髪の毛までキャッチできるゴミネットを使用するのがおすすめです。
排水口ネットは、ホームセンターなどで簡単に購入できるアイテムです。また最近では、キャッチャーに貼りつけるシール状のゴミ受けシートなども100均で購入できます。いかに排水口へゴミを流さないようにするか、考えておきましょう。
目隠しフタは取り外す
一番上にある目隠しのフタを取り外しておく方法もおすすめです。一見、ゴミが見えてしまうため汚いイメージがありますが、常にゴミが見えている状態なので掃除をしやすくなります。
こまめに掃除をしようと考えていても、つい忘れてしまうという人にはおすすめの方法です。お風呂上がりに、ヘアキャッチャーへ溜まっている髪の毛を取り除くだけでも、防止効果があります。まずは、ゴミを取る習慣からはじめてください。
洗浄剤でこまめに掃除する
月に1度は、パイプクリーナーなどの薬剤を使用して掃除してください。つまりを起こす前の対策や、軽度の状態であれば、パイプクリーナーは力を最大に発揮してくれます。週末に行う重曹掃除にプラスして、薬剤での対策もしておきましょう。
洗浄剤で掃除をするときは、必ず換気をしてください。窓のある浴槽では、しっかりと窓を開けましょう。また、窓がない浴槽では、換気扇を回しながらドアを開けて掃除を行う方法がおすすめです。
定期的な掃除できれいなユニットバスに
癒される時間の入浴タイムですが、排水口がつまっていたり、水の流れが悪かったりしている状態では、ゆっくりと入浴が楽しめません。今回は、ユニットバスのつまる原因や掃除方法をご紹介しましたので、ぜひ実践してください。
また3種類の形状があるため、自宅で使用しているタイプがどれなのかを把握しておくことも大切です。とくに3点タイプでは、トイレも一緒であるため、浴槽のつまりなのかトイレのつまりなのか迷うこともあります。
自分で解決できないときは、一度大家さんや専門業者へ相談してみましょう。専門知識が豊富である専門業者であれば状況判断もできるため、安心です。
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