水のコラム
台所の蛇口はいつ交換するべき?交換方法や蛇口の選び方を解説!
台所の蛇口に不具合が起きた時、交換すべきかどうか迷ってしまうことでしょう。
費用を抑えようと、修理で済ませてしまう方も多いかもしれません。当記事では、修理か交換かの決め手となるポイントをお伝えしていきます。
交換のタイミングを見誤らないように、ぜひ参考にしてください。蛇口を交換する際には、台所での時間をより快適にする蛇口選びをしたいものです。家事が効率よく楽しく進むことでしょう。
台所の蛇口の交換を検討する目安は?
台所の蛇口交換にはタイミングがあります。
タイミングを見誤ると、余計な費用がかかることにもなりかねません。
交換を検討する目安について見ていきましょう。
■水漏れしている
蛇口から水漏れしている場合には、水漏れ箇所を特定しましょう。
多くの場合はナットの緩みや、パッキン、カートリッジの劣化が原因です。
ナットの締め直しや、パッキン、カートリッジを交換すると改善が見られるでしょう。改善が見られなかった場合は、蛇口の使用年数を確認してみましょう。蛇口の耐用年数は10年~15年ほどといわれています。
使用年数が10年を超えているようであれば、蛇口の交換を検討しましょう。
また蛇口を取り付けてから年数が経過していると、交換したい部品が手に入らないこともあります。その際も、蛇口を交換するしか改善の方法はないでしょう。
■異音がする
レバーを動かした時に「キー」と甲高い音がする場合は、コマパッキンの劣化が考えられます。
コマパッキンを交換することで異音は改善されるでしょう。
放っておくと水漏れにつながるので、早めに交換する必要があります。
改善されない場合は、先ほどと同様に使用年数を確認して、交換すべきかどうか検討しましょう。
■サビやミネラルの付着
蛇口の回りや中がサビついている要因は、劣化が考えられます。
また水道水のミネラルが付着して蛇口の操作がしづらくなることもあるでしょう。
スムーズな操作のために必要なグリスが切れていることが原因として考えられます。
蛇口の操作がしづらくなると、毎日行う料理や洗い物にも支障が出ます。蛇口の交換を検討するタイミングともいえるでしょう。
■ぐらつき
蛇口がグラグラ不安定になっていませんか?
ビスの緩みが原因であれば、しっかり締めることでぐらつきはなくなるでしょう。
しかし、水が染み込んだことが原因であれば、早急に対処しなければなりません。
放置すると、水漏れにつながり、シンクの下にまで被害が及ぶ可能性があります。原因を特定し、適格に対処するようにしましょう。
台所の蛇口を交換する方法は?
交換に不安が無ければ自分で蛇口を交換することも可能です。
説明書を確認して、必要な工具や道具をきちんと準備してから作業を始めるようにしましょう。
■壁付タイプ
まず壁付タイプの蛇口の交換方法をご紹介しましょう。
壁付タイプとは、壁に取り付けられている蛇口のことです。
作業を始める前には、必ず止水栓を閉めてください。
残っている水が出てくる場合があるので、雑巾やバケツも用意するとよいでしょう。
蛇口の付け根の六角ネジをスパナで回し、古い蛇口を外します。
次に取り付け脚を回して外します。配管が見えたら掃除をしましょう。
古い歯ブラシなどを使って、ゴミや汚れをキレイに取り除きます。
掃除をすることで水漏れ防止にもなるので、しっかり掃除することをおすすめします。
次にシールテープを巻きましょう。
取り付け脚のネジとは逆方向になるように巻いてください。しっかりテープを張ることがポイントです。
ここまで完了したら、逆の手順で取り付け脚と新しい蛇口を取り付けます。蛇口がきちんと水平になるように気をつけましょう。止水栓を開け、水漏れがなく水が出ることを確認してください。
■台付タイプ
流し台に設置されている台付タイプの交換方法です。
作業を始める前に、止水栓を閉めましょう。
給水、給湯管の接続部分のナットを緩めて、古い蛇口のアダプタを外します。
蛇口の付け根にあるナットをスパナなどで外し、古い蛇口を引き抜きます。
蛇口本体を固定するための上面施工アダプタを入れ、ネジでしっかり固定します。
逆の手順で蛇口とアダプタを取り付けましょう。
給水、給湯ホースをアダプタに差し込んだら、止水栓を開け水漏れなく、水が出てくることを確認してください。
ツーホールの場合は、古い蛇口を引き抜いた後、取り付け穴に蛇口を設置し、付属のパッキン・座金・ナットの順に取り付けます。上面施工アダプタをナットで固定したら完了です。
新しい台所の蛇口を選ぶポイント
せっかく蛇口を交換するのなら、最適なものを選びたいものです。
蛇口にはさまざまな種類があるので、じっくり調べてみるのもおすすめです。
■蛇口にはタイプがある
台所の蛇口には、大きく分けて壁付タイプと台付タイプの2つがあります。
さらに台付タイプは取り付け穴の数によって、ワンホールとツーホールの種類に分けられます。吐水方法にも単水栓や混合栓、シングルレバー混合栓、ツーハンドル混合栓など種類があります。
蛇口自体の形状もストレートやL字型などさまざまなので、使い勝手やデザインを考慮して自宅のキッチンに最適なものを選ぶとよいでしょう。
壁付タイプを台付タイプに変えたい場合など、リフォームが必要となる場合もあるので、メーカーや業者に相談してみるとよいでしょう。
■機能性
近年では、多様な機能が蛇口に付いています。
浄水器内蔵水栓や、掃除に便利なハンドシャワー、センサー付水栓など、利便性も高いものばかりです。
蛇口を交換する機会にぜひ高機能水栓も検討してみるとよいでしょう。台所での家事もきっと捗り、快適が時間となるのではないでしょうか。
台所の蛇口を交換する前に確認しておきたいこと
蛇口の交換をする前に、次のことを確認しましょう。
修理か交換かの目安にもなります。
■使用年数を確認しよう
蛇口を取り付けてからどのくらい経っているでしょうか?
蛇口の耐用年数は10年~15年ほどです。10年が経過している蛇口の不具合であれば、修理してもすぐにまた不具合が出る可能性も高いといえます。
交換した方が結果的に費用を抑えられる場合もあるので、交換するタイミングといえるかもしれません。
■水漏れの原因を特定しよう
ポタポタと続く水漏れが気になった場合は、まずは原因を特定しましょう。
ナットの緩みやパッキンの劣化が原因であることが多くみられます。
ナットを締め直し、パッキンを交換してみましょう。水漏れが改善されれば、問題ありません。改善されなければ、蛇口の交換を検討しましょう。
■蛇口に破損が見られないか
経年劣化によるサビや腐食で蛇口がぐらつく場合もあります。
また壁の中の配管自体がもろくなっている場合もあるでしょう。
部品の破損であれば交換することで改善できますが、内部のサビや修理箇所が複数ある場合は、蛇口本体を交換する方が、費用が安く済む場合があります。
業者に相談して検討するようにしましょう。
■蛇口のつまりはないか
蛇口の吐水口のストレーナーの網がゴミや汚れで詰まっているかもしれません。
水の勢いなどに異変があれば、ストレーナーの網を掃除すると改善できる可能性があります。古い歯ブラシなどで、ゴミや汚れをキレイに落としましょう。
改善されなければ、給水管や給湯器の不具合も疑われるので業者に相談して改善するようにしましょう。
台所の蛇口の交換について、いろいろな角度から見てきましたが、いかがでしたか?
台所の蛇口に不具合が起きたら、まず使用年数を確認すると覚えておきましょう。安易に修理をしても繰り返すことになってしまったら、費用も多くかかってしまうかもしれません。
また判断を誤らないためにも、業者に相談することも大切です。自分で迷ってしまったり、交換作業が不安になった場合には、速やかに業者に依頼しましょう。
水回りの修理は適格に行われないと、被害が生じる場合が多くあります。事態を悪化させないように、素早い判断を心がけましょう。使い勝手のよい台所で楽しい家事の時間を過ごしたいものです。
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