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水のコラム

知っておきたい!水道パイプの劣化サイン・トラブル対処法

2025年05月28日 水道修理

突然水道から赤茶色の水が出てきたり、壁から水が染み出してきたりした経験はありませんか?これらは水道パイプの劣化が原因かもしれません。

水道設備は毎日使うものだからこそ、劣化のサインを見逃さないことが大切です。この記事では、水道パイプの劣化原因からトラブル対処法、自力でできる応急処置、そして専門業者への依頼が必要な状況までを解説します。

万が一の事態に備えて、ぜひ参考にしてください。

水道パイプが劣化する原因

水道パイプは長年の使用で少しずつ劣化していきます。劣化の主な原因を把握することで、適切な対策や予防が可能です。水道管の寿命や劣化スピードは、素材や環境によって大きく異なるため、自宅の水道管がどのような状況にあるのか知っておきましょう。

経年劣化と素材別の寿命

水道パイプには様々な素材が使われており、それぞれに耐用年数が異なります。鉄製の配管は耐用年数が15~20年程度で、内部で錆びが進行することで劣化が加速します。塩化ビニル管(塩ビ管)は20~25年、最も長持ちするポリエチレン管は30~40年ほどの寿命があるとされています。

ただし、これらの耐用年数はあくまで目安であり、使用環境によって大きく変わります。良好な環境では40年以上使用できるケースもあれば、悪条件下では10年程度で交換が必要になるなどさまざまです。

特に1980年代以前に建てられた住宅では、金属製の配管が多く使われていたため、現在劣化が進んでいる可能性が高いでしょう。定期的な点検を行い、劣化のサインを見逃さないようにすることが大切です。

水質と環境が与える影響

水道パイプの劣化には、水質や周辺環境も大きく影響します。水に含まれるミネラル分が多い地域では、管の内側にカルシウムなどのスケール(水垢)が付着しやすく、流路が狭まったり耐久性が低下したりしやすいです。

また、地震が多い地域や交通振動が激しい場所では、配管や継手に常に負荷がかかるため、ひび割れや緩みが生じやすくなります。冬季に気温が氷点下まで下がる地域では、水道管の凍結による破裂や亀裂が発生することも少なくありません。

地中に埋設された配管では、土壌中の成分による外部腐食や植物の根の侵入による物理的ダメージも劣化の原因となります。このように、水道パイプの劣化は水質だけでなく、地理的・気候的要因によっても大きく左右されるのです。

水圧変動と設備の老朽化

水道パイプ内部には常に水圧がかかっており、蛇口の開閉時に発生する急激な水圧変動(ウォーターハンマー現象)が配管に大きな負荷をかけています。特に経年で脆くなった配管では、この圧力変動によってひび割れが生じやすいです。

また、水道設備全体の老朽化も見逃せない要因です。水栓金具やバルブなどの劣化により、適切な水圧調整ができなくなると、パイプにかかる負担が増大します。特に古い建物では、配管システム全体が老朽化している可能性が高いため、一部分だけでなく全体的な点検・メンテナンスが重要です。

複合的な要因が重なることで水道パイプの劣化は進行するため、日頃から水の出方や色、音などの変化に注意を払い、早期発見・早期対応を心がけましょう。

劣化が引き起こす水道トラブルの実態

水道パイプの劣化は、日常生活に支障をきたす様々なトラブルを引き起こします。初期症状を見逃さず早めに対処することで、大きな被害を防ぐことができます。代表的なトラブルとその兆候について詳しく見ていきましょう。

よくある漏水被害とその兆候

水道パイプの劣化で最も多いトラブルが「漏水」です。配管に生じた亀裂や穴から水が漏れ出し、床下や壁内部に浸水していきます。初期段階では僅かな湿り気程度ですが、放置すると徐々に漏水量が増え、建材の腐食やカビの発生を招きかねません。

漏水の兆候としては、水道メーターのパイロット(回転盤)が蛇口を閉めた状態でも回っている、水道料金が急に高くなった、壁や天井にシミができた、床がじめじめしているなどが挙げられます。また、配管周辺の壁紙がふくらんだり、床材が反ったりする現象も要注意です。

特に気をつけたいのは目に見えない場所での漏水です。床下や壁内での漏水は発見が遅れがちで、気づいた時には広範囲に被害が広がっていることが少なくありません。定期的に水道メーターをチェックする習慣をつけ、早期発見につなげましょう。

赤水・水圧低下の危険性

水道から出る水が赤茶色く濁る「赤水」は、鉄製配管の内部錆が水に溶け出している典型的な劣化症状です。赤水は衣類や食器を汚すだけでなく、金属臭や不快な味がして飲用にも使用しにくくなります。

また、水圧の低下も劣化の重要なサインです。シャワーの勢いが弱くなった、蛇口をいっぱいに開けても水の出が悪いといった症状がある場合、配管内部に錆や鉱物の堆積物がたまっている可能性があります。これらは管の内径を狭め、水の流れを妨げます。

赤水や水圧低下は、単なる不便さにとどまらず、配管の重大な損傷が進行している証拠でもあります。特に赤水が頻繁に発生する場合は、配管の交換時期が近づいていると考えるべきでしょう。放置すると配管の閉塞や破裂など、より深刻なトラブルに発展する恐れがあるため、注意してください。

配管からの異音・異臭の正体

水道を使用する際に「ガタガタ」「キーン」といった異常な音がする場合も、配管の劣化を疑うべきサインです。これらの音は、劣化により脆くなった配管が水圧変動で振動している可能性があります。放置すると接合部が外れたり、配管自体が破損したりするリスクが高いです。

また、水道水から金属臭やカビ臭などの異臭がする場合も注意しましょう。特に長期間使用していない配管や、配管の死角部分では水が淀み、細菌が繁殖して異臭の原因となることがあります。

こうした異音や異臭は、配管の健全性が損なわれている明確な警告サインです。早めに原因を特定し、適切な対処を行うことが、大きなトラブルを未然に防ぐ方法として有効です。特に古い住宅では、複数の劣化サインが同時に現れることも多いため、注意深く観察しましょう。

自力でできる応急処置

水道パイプのトラブルが発生した際、専門業者を呼ぶ前に自分でできる応急処置があります。適切な初期対応を行うことで、被害の拡大を防ぎ、修理費用の節約にもつながるでしょう。一般家庭でも実践できる対処法を紹介します。

漏水箇所の特定方法

まず重要なのは、漏水している箇所を見つけることです。目視で確認できる場合は比較的簡単ですが、壁内や床下など見えない場所での漏水は特定が難しいものです。

漏水チェックの基本は、家中の蛇口をすべて閉めた状態で水道メーターを確認します。メーターのパイロット(小さな回転盤)が動いていれば、どこかで漏水している証拠です。

壁内漏水の場合は、壁の湿り気や変色、膨らみなどがヒントになります。また、配管の通っている場所を手で触れてみて、異常な湿り気や温度差を感じないか確認しましょう。床下漏水では、床材の変色や反り、踏むとふわふわした感触などが漏水の兆候となります。

特定が難しい場合は、各部屋の止水栓を一つずつ閉めながらメーターを確認する方法も有効です。パイロットの動きが止まれば、その系統で漏水していることが判明します。

テープ・パテを使った緊急修理術

漏水箇所が見つかったら、応急的な修理を行いましょう。ホームセンターで購入できる水道修理用の自己融着テープや、エポキシパテなどを使用します。

自己融着テープは、ゴム系の伸縮性テープで、強く引っ張りながら漏れている箇所に巻き付けることで水を止められます。漏水箇所を乾いた布でよく拭き、テープを引っ張りながら重ねて巻くのがポイントです。空気を巻き込まないよう、隙間なく巻くことで水密性が高まります。

エポキシパテは、粘土状の補修剤で、手で練り込んで漏水箇所に押し当てることで穴やひび割れを塞ぎます。水分をできるだけ拭き取ってから使用してください。パテが硬化するまでは15分〜1時間程度かかるため、その間は止水しておくと安心です。

これらの応急処置は一時的なものであり、根本的な解決にはなりません。特に経年劣化が進んだ配管では、修理箇所以外からも漏水する可能性があるため、できるだけ早く専門業者による本格的な修理や交換を検討してください。

水漏れ後の正しい対応

漏水が起きた際の初動対応も重要です。まず、家の元栓または漏水箇所に近い止水栓を閉めて水を止めましょう。その後、漏れ出た水をタオルやバケツで回収し、電気製品や家具を水から遠ざけます。

水浸しになった床や壁は、できるだけ早く乾燥させることが大切です。扇風機やドライヤーを使用して送風し、カビや腐食の発生を防ぎましょう。特に木材や畳は水を吸収しやすいため、徹底的に乾燥させる必要があります。

また、漏水による被害が大きい場合は、保険の適用が可能なケースが多いです。火災保険の「水濡れ補償」に加入している場合は、保険会社に連絡して相談することをおすすめします。保険申請のためには、被害状況の写真撮影や修理業者の見積書が必要になるケースが多いため、対応前に確認しておくと良いでしょう。

名古屋市でおすすめのホームセンター

水道修理の応急処置に必要な道具や部品は、名古屋市内のホームセンターで購入できます。ここでは、名古屋市内のおすすめホームセンターを紹介します。

カインズ 名古屋大高インター店

住所:愛知県名古屋市緑区定納山1丁目901番地

営業時間:本館 9:00~20:00(資材館:月~土8:00~20:00、日曜9:00~20:00)

大型店舗で水道関連の部品が充実。プロ向けの資材館も併設されており、早朝から建築資材や工具の購入が可能です。水道管や継手部品、パッキン類、漏水補修テープなど水道修理用品が豊富に揃っています。

スーパービバホーム 名古屋南店

住所:愛知県名古屋市南区豊田5丁目21番1号

営業時間:生活館 9:00~21:00・資材館 6:30~21:00

プロ志向の品揃えが特徴の大型ホームセンター。資材館が朝6:30から営業しており、水道管や各種継手、止水栓、補修テープ類などが水まわりコーナーで入手できます。同敷地内には食品スーパーも併設されています。

コメリパワー 名古屋中志段味店

住所:愛知県名古屋市守山区中志段味字下野田(中志段味73街区)

営業時間:本館 9:00~20:00(資材館:月~土7:00~20:00、日曜は全館9:00~20:00)

広い敷地に建築資材や工具、園芸用品が充実。水道コーナーでは塩ビパイプやポリ管、各種バルブや継手、シールテープ、水漏れ補修グッズなどが揃っています。朝7時から開いている資材館があるため便利です。

DCM 21 名古屋城北店

住所:愛知県名古屋市北区浪打町1丁目51番地

営業時間:生活館 9:30~20:00・資材館 7:00~20:00(リフォーム館併設)

生活館と資材館、リフォーム館に分かれており、リフォーム館では水まわりの専門的な相談ができます。DIYコーナーで塩ビ管・パイプジョイント類や水栓金具、パッキン、漏水補修テープ等を購入可能です。

プロに任せるべき状況とは

応急処置では解決できない問題や、配管の劣化が進行している場合には、専門業者に依頼するのが賢明です。プロの手を借りるべき状況や、適切な対応について解説します。

自力修理の限界

自力での修理には限界があります。以下のような状況では、無理に自分で直そうとせず、専門業者に相談しましょう。

壁の中や床下など手の届かない場所での漏水は、壁や床を壊さなければ修理できません。また、大きな亀裂や穴がある場合、テープやパテでは完全に止水できないことが多いです。

配管が複数箇所で漏水している場合や、明らかに老朽化して脆くなっている場合も自力修理は難しいでしょう。特に築30年以上の住宅では、配管全体の交換が必要なケースも少なくありません。

応急処置をしても完全に漏れが止まらない、あるいは短時間で再発するような場合も、より深刻な問題がある可能性が高いため、専門家の診断が必要です。

無理な自力修理は状況を悪化させるリスクもあります。少しの出費を惜しんで対応を遅らせると、結果的に大きな損失につながることもあるので注意しましょう。

緊急時の正しい対応

水道トラブルが発生した場合、まずは冷静に状況を判断し、適切な対応を取ることが大切です。緊急性の高いケースでは、以下の手順で対応しましょう。

  1. 1.元栓を閉める:まず水の供給を止めることで、被害の拡大を防ぎます。
  2. 2.電気製品の安全確保:漏水が電気製品に及んでいる場合は、感電の危険があるため、ブレーカーを落とすなどの対策を取ります。
  3. 3.信頼できる業者に連絡:水道局指定の工事店など、信頼できる業者に連絡して状況を説明します。

緊急時こそ、冷静な判断が必要です。特に夜間や休日のトラブルでは、24時間対応の業者を選んで早急に対処してもらいましょう。料金体系が明確で、見積もり後に作業を開始する業者を選ぶと安心です。

また、水道管の修理は専門知識が必要な場合が多いため、無資格の業者には注意が必要です。「水道局指定工事店」である業者に依頼すると、適切な施工が期待できます。

水道パイプのトラブルは「なごや水道職人」へ

名古屋市内及び愛知県内で水道パイプのトラブルにお困りなら、「なごや水道職人」にお任せください。私たちは水道局指定工事店として、長年にわたり地域の皆様の水まわりトラブルを解決してきました。

なごや水道職人の最大の特徴は、24時間365日の受付対応体制です。水のトラブルは予期せぬタイミングで発生するため、年中無休でサービスを提供し、お客様のご不便を最小限に抑えるよう努めています。お盆や年末年始も対応可能なため安心してご連絡ください。

また、お電話いただいてから最短30分〜1時間ほどで現地へ駆けつけることができます。水漏れなどの緊急事態では、迅速な対応が被害を最小限に抑える鍵です。経験豊富な技術者が素早く駆けつけ、適切な対処を行います。

料金面でもご安心いただけるよう、作業前に詳細な見積もりをご提示します。お客様に納得いただいた上で作業を開始するため、「思っていたより高かった」といった心配はありません。支払い方法も、現金・クレジットカード・銀行振込み、QRコード決済、コンビニ支払いなど多様な選択肢をご用意しています。

水道パイプのトラブルでお困りの際は、ぜひなごや水道職人までご連絡ください。お客様の大切なお住まいの水まわりを、責任を持って守ります。

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