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水のコラム

蛇口の水漏れを自分で修理したい!修理方法と注意点【矢野】

2024年10月22日 水漏れトラブル


こんにちは、水道職人の矢野です。
 
蛇口の水漏れ修理の方法には、なごや水道職人などの水道修理業者に依頼する方法と、自分で修理する方法があります。
水道修理業者への依頼は費用面や時間の問題、悪徳業者ではないかという不安から、自分で対応したいと考える方も多くいらっしゃいます。
 
しかし、蛇口の水漏れ修理は水漏れの程度や、水漏れを起こしている箇所によって、自分で修理できる場合と、修理できない場合があるのです。
 
今回は、自分で修理できる蛇口の水漏れの一般的な修理方法や、注意点についてご紹介します。
 

応急処理は自分でできる修理方法


水漏れしている箇所や水漏れの程度を問わず、応急処置は自分で行える修理方法の一つです、
 

止水栓を閉める

蛇口から水漏れしているときは、その蛇口の近くにある止水栓を閉めてください。
キッチンや洗面台は、キャビネットの中に止水栓があります。
浴室の蛇口は、根元付近に止水栓があるでしょう。
 
ほとんどの場合、止水栓は手で簡単に右に回して閉められ、蛇口への給水を止められます。
止水栓は右に回すと給水が止まり、左に回すと給水を開始できます。
 
手で回せないときは、ドライバーを使うことで回せる場合があるでしょう。
手でもドライバーを使っても回せないときは、止水栓がサビなどで固着している可能性があるため、無理やり回すことはせず、水道の元栓を閉めてください。
無理やり回すことで、止水栓が壊れてしまう恐れがあります。
 

水道の元栓を閉める

水漏れしている箇所を特定できないときや、複数箇所で水漏れしているときは、水道の元栓を閉めましょう。
また、止水栓が見つからないときや、止水栓が回らずに閉められないときも、水道の元栓を閉めてください。
 
水道の元栓を閉めることで、家中の給水が止まります。
同居の家族が在宅中の場合は、元栓を閉めることを伝えておきましょう。
トイレも元栓を閉めている間は給水が止まるため、タンク内にたまっている水を使い切ると、トイレの水洗ができなくなります。
なお、タンクレストイレの場合、水を止めておくタンクが付いていないため、元栓を閉めた瞬間から、トイレの水洗はできなくなります。
 

バケツやタオルで漏れた水を抑える

止水栓や元栓を閉めることで流れ続ける水を止められますが、配管内に残っている水は、出切ってしまうまで漏れます。
そのため、バケツや洗面器などの容量が大きな容器を、水漏れが起こっている場所に置き、水を受け止めましょう。
 
床や壁などが水漏れで被害を受けているときは、乾いたタオルで拭き取ってください。
新聞紙が自宅にあるときは、新聞紙でも吸水できます。
また、水が漏れ落ちている場所に新聞紙を敷くことでも、弱い勢いであれば水を受け止められます。
 

電化製品のプラグを抜く

水漏れが電化製品の近くで起きているときは、感電や火災対策のためにプラグを抜いておきましょう。
ただし、既に水で濡れているときは、プラグに触ることで感電する恐れがあります。
水が飛び散っているときは、メーカーの窓口に相談して、指示を仰いでください。
 
プラグを抜いた後は、電化製品やプラグに水がかからないように、移動できそうであれば移動もさせましょう。
 

蛇口からの水漏れは修理できる場合がある


蛇口からの水漏れの原因には、蛇口内部の部品であるパッキンやバルブカートリッジが経年劣化による摩耗、金属疲労していることが挙げられます。
この場合、自分で部品やバルブカートリッジを交換することで、水漏れの修理ができるでしょう。
 

修理に必要な道具

蛇口からの水漏れ修理では、ドライバーやレンチなどを準備しておきましょう。
 
【水漏れの修理で使う道具】

  • ドライバー
  • 六角レンチ・モンキーレンチなどのレンチ類
  • ウォーターポンププライヤー
  • ピンセット
  • 新しい部品やバルブカートリッジ など
  •  
    修理する箇所や蛇口の種類によって、必要な部品は異なります。
    工具類はホームセンターや通信販売、100円均一で購入が可能です。
     
    新しい部品やバルブカートリッジは、蛇口に合ったものを選ぶ必要があります。
    合わないものを設置すると、水漏れが直らず、蛇口の機能自体も損なう可能性があるでしょう。
     

    一般的な蛇口の修理方法

    蛇口の種類によって水漏れの修理方法は異なります。
    ここでは、一般的な蛇口の修理方法をご紹介します。
     
    蛇口の修理は止水栓を閉めてから行うようにしましょう。
    止水栓が閉められない場合や、止水栓を見つけられないときは、水道の元栓を閉めてください。
    止水栓を閉めるときは、回した回数をメモしておくことがおすすめです。
    止水栓を開けるときに同じ回数だけ回すことで、元の水圧と同じ水圧で水道を使えます。
     
    修理が終わった後は止水栓または元栓を開け、水漏れが起きていないかの確認や、水が問題なく吐水されるかを確認しましょう。
     

    吐水口部分からの水漏れ
  1. ハンドルの下にあるナットをレンチで回して取り外す
  2. ハンドル部分を取り外す
  3. 蛇口の内部にあるパッキンをピンセットで取り出す
  4. コマパッキンを取り外す
  5. コマパッキンを新品に交換する
  6. 逆の手順で戻していく

 

ハンドルの根元からの水漏れ
  1. ハンドル下のナットをレンチで回して緩める
  2. ハンドル部分を取り外す
  3. ハンドルの中にある三角パッキンを取り外す
  4. 新しい三角パッキンを取り付ける
  5. 逆の手順で戻していく

 

蛇口の取り付け部分からの水漏れ

蛇口の取り付け部分から水漏れしている場合、ネジやパッキンに巻かれているシール部分が劣化している可能性があります。
蛇口の根元に巻かれているシールはシールテープと言い、防水性能を持っています。
どんなシールでも使えるわけではないため、シールテープを準備してください。

  1. レンチで蛇口本体を取り外す
  2. 蛇口に付いているシールテープを取り外す
  3. ネジに付いている油分や汚れを拭き取る
  4. 新しいシールテープに捻じれや汚れがないかを確認し、ある場合は切り落とす
  5. 先端から2つ目のネジ山からシールテープを巻き始める
  6. 10回前後時計回りにシールテープを巻く
  7. 巻いたシールテープを指で押さえてなじませる
  8. 蛇口を時計回りに回して取り付ける

 
蛇口を取り付けるときは、反時計回りに回さないように注意してください。
反時計回りに回すと、シールテープを巻くところからやり直しましょう。
 

蛇口のパイプ(スパウト)の付け根からの水漏れ
  1. レンジでパイプを固定しているナットを締める
  2. ナットを締めても水漏れが改善しないときは、ナットを緩めてパイプを取り外す
  3. パイプの接続部分に付いているリングとUパッキンを取り外す
  4. 新しいリングとUパッキンを準備し、Uパッキンの溝側がパイプ本体に向くように取り付ける
  5. リングとUパッキンをパイプに取り付ける
  6. 逆の手順で戻していく

 

バルブカートリッジの交換

シングルレバー混合栓の場合、バルブカートリッジの劣化により、水漏れを起こしている可能性があります。
このときはバルブカートリッジを交換してください。

  1. ハンドルを上に引き抜いて取り外す
  2. ストッパーをドライバーを使って取り外す
  3. バルブカートリッジを取り外す
  4. パッキンとバネを取り外す
  5. 新しいパッキンとバネを、細い棒状のものを使って取り付ける
  6. パッキンとバネを指で押し込む
  7. 新しいバルブカートリッジを取り付ける
  8. ストッパーを締め、手で押さえつける
  9. ハンドルを押し込み、ハンドルが抜けないかを確認する

 
バルブカートリッジのストッパーはバネが付いているものや六角タイプのもの、ボックス型になっているものがあります。
取り外し方がストッパーの形によって異なるため、蛇口の施工説明書を見ながら作業してください。
 
パッキンとバネは、バルブカートリッジに同梱されているものを使い、バルブカートリッジと同時に交換しましょう。
 

配管からの水漏れは応急処置しかできない


蛇口からの水漏れだと思っていたら、蛇口に水を送る配管から水漏れしていたというケースがあります。
配管からの水漏れは、水漏れ専用テープやパテを使って応急処置を施せるでしょう。
 
配管はその設備上、水漏れを放ったままにしておくと、水があふれ続けてしまいます。
しかし、すぐになごや水道職人などの水道修理業者を呼べないこともあるでしょう。
また、止水栓や水道の元栓を閉めっぱなしにしていることも難しい場合があります。
このようなときは、水漏れ専用テープやパテを使って、応急処置を施してください。
 
しかし、必ず水道修理業者を呼び、修理を依頼してください。
水漏れ専用テープやパテには、長期間水漏れを抑える力はないため、いずれは水漏れを起こします。
さらに、水漏れを修理していなかったことにより、水漏れが悪化するというケースもあるのです。
 
水漏れ専用テープやパテは、ホームセンターや通信販売で購入できます。
 

配管からの水漏れに使える道具

水漏れ専用テープやパテにはいくつかの種類があります。
 

水漏れ専用テープ

水漏れ専用テープは、防水性を持った、配管の水漏れ修理に使えるテープです。
水漏れ専用テープには3種類あり、それぞれが異なった特徴を持っています。

  • 自己癒着テープ:合成ゴムでできたテープで、伸ばして重ねることで、テープ同士がくっつくという特徴を持っています。
    粘着剤は使われておらず、テープを剝がした後もべたべたしないという特徴も持ち合わせています。
  • 水道用ラップテープ:シリコンゴムでできた、食品で使うラップのようなテープです。
    テープ同士はくっつき手にはくっつかず、修理で使いやすいという特徴を持っています。
  • 防水補修テープ:高い防水性能を持つ、クラフトテープのような見た目のテープです。
    粘着力が他の水漏れ専用テープに比べて高く、剥離紙が付いているものもあります。

 

パテ

粘土のような形状をした補修材で、配管の水漏れしている部分に盛って使います。
パテには防水粘土パテと金属用パテの2種類があり、それぞれ特徴が異なるのです。

  • 防水粘土パテ:粘土のように練りやすく、手にくっつきにくいパテです。
    プラスチックやタイルでできた素材にも使え、補修できる範囲が広いという特徴を持っています。
    比較的軽い状態の水漏れに適しているでしょう。
  • 金属用パテ:耐久性が高く、硬化剤と補修用の主剤を混ぜて使うパテです。
    硬化した後は硬くなるため、配管の水漏れの修理に適しているでしょう。

 

配管の水漏れを修理する方法

水漏れ専用テープとパテで、修理方法は異なります。
パテで修理する場合、水漏れ専用テープと併用しましょう。
 

水漏れ専用テープでの修理方法
  1. 修理する箇所の水分や汚れを拭き取る
  2. 水漏れ専用テープを使う分だけ切る
  3. テープを引っ張りながら、水漏れしている箇所の近くから水漏れ専用テープを巻く
  4. 強度が足りないと感じるときは、水漏れ専用テープの上からビニール製のテープなどを巻く

 
巻くときはテープがシワにならないように注意しましょう。
シワ部分ができてしまうと、そこから水漏れします。
 

パテと水漏れ専用テープでの修理
  1. 修理する箇所の水分や汚れを拭き取る
  2. パテを取扱説明書の通り、適量だけ取り出して練る
  3. 水漏れしている箇所に練った後のパテを穴に押し込んで盛る
  4. パテが硬化するのを待つ
  5. パテが硬化したら、パテの上から水漏れ専用テープを伸ばしながら巻く

 
パテは硬化するまでの時間が短く、広範囲の修理が必要な場合、塗っている最中に硬化してしまうことがあります。
手早く作業を終えるようにしましょう。
 

蛇口の水漏れを修理するときの注意点


自分での水漏れ修理は、水漏れの程度が軽いときに有効な方法です。
水漏れの程度がひどいときは、蛇口の交換が必要になるため、なごや水道職人などの水道修理業者に依頼してください。
 
また、水漏れを修理して一時的に水漏れが直ったけれど再発した場合も、水道修理業者に連絡するようにしましょう。
 
水漏れの原因が配管にある場合は、必ず水道修理業者を呼んでください。
配管の水漏れは、水道修理業者での修理や、配管の交換が必要です。
水漏れ専用テープやパテでの補修は一時しのぎにしかならず、時間経過で水漏れが再開します。
 
なお、配管が水漏れしている場合、水漏れしている箇所が多いときや、配管に入った傷が深いときなどは、水漏れ専用テープやパテを使っても効果がないケースもあります。
 
名古屋市では、安定した水資源を確保するために水源窓口を設け管理しています。
名古屋市上下水道局の施策により、名古屋市では安全に水道の水を使えるのです。
 
しかし、自宅の蛇口や配管が損傷することで、水道水に不純物が混ざり、安全性の保障ができない水になってしまうことがあります。
水漏れを早急に正しく処置することで、安全な水道水を使えます。
 
参考:安定した水源を確保するために┃名古屋市上下水道局
 

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蛇口の水漏れは早めの対応が必要

蛇口からの水漏れは、ゴムパッキンやバルブカートリッジの交換で直るケースは多くあります。
しかし、蛇口の耐用年数は約10年と言われており、一つの部品を交換しても、すぐに他の部品にトラブルが起こる場合も多くあるのです。
また、蛇口の根元からの水漏れだと思っていたら、蛇口の取り付け先である配管が損傷しているというケースもあります。
 
水漏れが長期化すると家屋にも影響を与えることがあるため、早めに修理し、水漏れが起こらない環境を作ることがとても大切です。
とくに耐用年数を超過している蛇口は、次々とトラブルが起こるため、一つずつ修理していては間に合わないということがあります。
この場合、蛇口本体を交換してしまった方が、トータル的な費用を抑えられるというケースも少なくありません。
 

蛇口が修理できないケースも多い

修理するための部品が存在しない場合は、蛇口の修理ができません。
部品は永久的に製造されているわけではなく、その部品が使われている蛇口の廃番に伴い、部品も製造されなくなります。
 
例外的に蛇口の後継品にも使われているときは製造が続きますが、蛇口は後継品が誕生したときには口径が変わっているということが多いでしょう。
そのため、メーカーで部品の在庫が尽きれば、修理するための部品を手に入れることはできなくなるのです。
 

蛇口の交換は水道修理業者への依頼が必要

交換前の蛇口と全く同じものへと交換する場合、自分でも交換できます。
しかし、多くの場合は蛇口の流通が終了しており、別の蛇口への交換が必要です。
この場合、蛇口の交換を自分ですることは難しいでしょう。
 
蛇口の接続部分はそれぞれに異なった形状をしていることがあり、穴の調整や配管の移動などが必要になるケースは少なくありません。
大掛かりかつ知識が必要な作業となるため、自分で交換することはおすすめできません。
その理由としては、蛇口を正しく取り付けられないと、水漏れの原因となってしまうからです。
また、蛇口のハンドルを開けても水が出ないということも起こり得るでしょう。
 
なごや水道職人では、確かな技術と知識を持った自社社員のみが在籍しています!
水漏れの原因を的確に突き止め、お客様に最善のご提案をいたします。
また、お客様のご要望がある場合には、お話を親身にお伺いし、ご要望に最も近いものを提案しますので、お申し付けください。
 
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