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水のコラム

名古屋市の備え!地震などの災害時に起こる水問題を解決する給水栓を紹介【矢野】

2024年08月14日 その他


こんにちは、水道職人の矢野です。
 
名古屋市にお住いの皆様は、名古屋市が地震などの災害時の水確保のために行っている取り組みをご存じでしょうか?
 
愛知県名古屋市では、災害時に利用することができる、名古屋市上下水道局の応急給水センターにある「常設の給水栓」や、地下に設置されている「地下式給水栓」があります。
 
また災害時には、広域避難場所になる公園や広場などで、消火栓を用いた仮設の給水栓の設置もされるでしょう。
 
今回は、災害時に利用することができる給水栓についてご紹介していきます。
 

給水栓を利用したい!設置場所の確認方法は?


名古屋市上下水道局のホームページで、常設給水栓や仮設給水栓、地下式給水栓、緊急給水栓の確認をすることができます。
また仮設トイレの設置場所も、同じシステムで確認できるようになっているのです。
 
探し方は3種類あり、地図上の地名をクリックして地域単位で確認する方法、住所を入力して最寄りの設置場所を確認する方法、郵便番号を入力して確認する方法です。
 
官公庁や大学、市役所などに設置されている場所を確認するときは、郵便番号では検索できない場合があるため、地図をクリックして調べるか、住所を入力して検索を行ってください。
 
災害時に利用できる給水栓は複数施設にあります。
給水施設が開設されたときには、画面上に開設済みと表示されるでしょう。
平時は未開設という表示がされています。
 
参考:名古屋市上下水道局┃災害時に役立つ施設の検索
 

給水栓の違い


名古屋市では地震などの災害時に利用できる給水栓が複数あると言われても、給水栓ごとの違いが分からない人も多いのではないでしょうか。
また全てが常時利用できるものなのかも気になりますよね。
 

常設給水栓

名古屋市の4箇所にある、名古屋市上下水道局施設内の応急給水センターなどに設置されている給水栓です。
 
平時は利用することができませんが、災害が起こったときは、名古屋市上下水道局の職員が駆けつけ、施設を開放し、誰でも給水ができるようになります。
 
常設給水栓の貯水槽は耐震性に優れ、中には2Lのペットボトル約5万本分の水が貯留されており、約1万人が給水した場合、約3日分の水として使うことができるでしょう。
 
水道本管が災害で破裂などをしない限り、水は常に補給されるシステムとなっています。
また水道本管は耐震化されているため、安定供給が見込まれる給水栓です。
 

仮設給水栓

公園などの広域避難場所に設置される給水栓が、仮設給水栓です。
 
災害時には名古屋市上下水道局の職員、または名古屋市上下水道局と応援協定を結んでいる民間事業者が出勤し、仮設給水栓の設置が行われます。
 
仮設給水栓が設置されている場所には、応急給水施設の看板が立っているでしょう。
また常設給水栓の設置場所も、同じ看板が立っています。
 
仮設給水栓の設置場所は、名古屋市内に約200箇所あるでしょう。
 

地下式給水栓

災害時に、名古屋市にお住いの皆様がご自分で操作して、利用することができる給水栓です。
言葉の通り地下に設置されており、マンホールの蓋に地下式給水栓との記載があります。
 
名古屋市では市内すべての公立小中学校に地下式給水栓が設置されているため、378箇所で利用することができるのです。
 
災害時には学校が避難場所になるケースが多くあるため、地下式給水栓を利用することで、水の確保ができるでしょう。
 
地下式給水栓を利用するためには蓋を開けるなど、利用するための器具類が必要となります。
利用するために必要な器具類は、各小中学校の防災倉庫などに保管されているでしょう。
 
地下式給水栓は利用する頻度が少ないため、使い初めに濁った水が出ることがあります。
このようなときは、水の色が無色透明になるまで放水をしてください。
 

緊急給水栓

緊急給水栓とは、仮設給水栓が緊急設置された場合に表示される、給水栓のマークです。
 
仮設給水栓の設置場所は、通常決まっておりますが、例えば津波や浸水などで、本来の仮設給水栓が利用できなくなってしまった場合などに、名古屋市内にある他の水栓を緊急給水栓として利用する場合があります。
 
また名古屋市上下水道局などが給水車を派遣した場合、緊急給水栓として扱われる可能性があるでしょう。
 
給水栓の検索をし緊急給水栓のマークを見つけたときは、利用することができます。
 
参考:メーテレ┃能登半島地震の発生から1週間 災害時における「水問題」実は身近にある給水栓 名古屋市の備えを取材
 

自宅の水道が利用できないときは給水栓を活用しよう


地震などの災害で水を利用できなくなるケースは多く、2024年8月14日現在、スーパーやコンビニ、通販などで水が購入できないこともあり、焦りを感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
名古屋市内には災害時に利用できる給水栓が複数あるため、落ち着いて行動をするようにしてください。
 
ローリングストックは大切ですが、買い占めという規模のミネラルウォーターを購入しても、期限内の消費ができない可能性があるでしょう。
 
また名古屋市では災害用備蓄飲料水である名水の販売を行っていますが、現在は購入申し込みが殺到しているため、販売が一時停止になっています。
販売が再開された際には、万が一に備え、備蓄品として必要数だけ購入しても良いかもしれません。
 
参考:名古屋市上下水道局┃災害用備蓄飲料水「名水」販売受付の一時停止について

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