水のコラム
家庭用井戸ポンプの寿命はどのくらい?長持ちさせる方法とは【矢野】
こんにちは、水道職人の矢野です。
家庭用井戸ポンプは、生活用水や飲用水、ガーデニングなどの散水に井戸水を使うために必要な装置です。
しかし、家庭用井戸ポンプには寿命があり、一生使い続けることは難しいでしょう。
寿命は定期的なメンテナンスを行うことや、家庭用井戸ポンプの使い方によって異なります。
今回は、家庭用井戸ポンプの平均寿命や交換時期、寿命を延ばす方法について解説をしていきます。
家庭用井戸ポンプの寿命目安
家庭用井戸ポンプには、手動で動かすハンドポンプと、電動で動く電動井戸ポンプの2種類があります。
家庭用井戸ポンプの寿命は約10〜15年と言われていますが、用途によって異なるのです。
生活用水に井戸水を使っている場合、家庭用井戸ポンプの使用回数が増えるため、平均寿命は約7〜10年になるでしょう。
家庭用井戸ポンプは定期的なメンテナンスなどを行えば寿命が延びると考えられています。
また使っている最中に違和感を感じたり、水が出なくなったときなど、トラブルが発生した際は水道修理業者などに修理を依頼することで、寿命が延びるでしょう。
関連記事:家庭用井戸ポンプの種類やメリット・デメリット
家庭用井戸ポンプの寿命を延ばすためにできること
定期的なメンテナンスや適切な使い方をする、水質の管理などで家庭用井戸ポンプの寿命を延ばすことができるでしょう。
定期的なメンテナンス
家庭用井戸ポンプは、フィルターやバルブの清掃、モーターなど部品の点検・修理など、定期的なメンテナンスを行いましょう。
定期的なメンテナンスを行うことで、劣化を防ぎ、損傷が起きているときは症状が発生する前に気が付くことができます。
適切な使い方
取扱説明書に記載がある範囲以外の使い方はしないようにしましょう。
例えば、電動式の家庭用井戸ポンプの近くに引火性の製品を置いた場合、家庭用井戸ポンプを使っている最中にスパークが起き、発火する恐れがあります。
またポンプカバーを外して使用した場合、雨水などが隙間から入り込み、感電や火災の原因となり大変危険です。
取扱説明書に記載のある使い方を守らないことは、家庭用井戸ポンプの損傷だけではなく、身体へ危険を及ぼす可能性があるので、使い始める前に必ず取扱説明書を確認するようにしましょう。
水質の管理
水質検査を定期的に受けることで、安心して井戸水を使い続けることができます。
井戸水は、一定の基準をクリアすることで生活用水や飲用水として使うことができるのです。
井戸を設置する際に水質の検査を必ず行いますが、井戸に細菌などが発生しない保証はありません。
また汚水が何らかの理由で井戸水と混ざってしまうこともあるでしょう。
井戸水が使えなくなると、家庭用井戸ポンプも使うことができなくなってしまうのです。
なごや水道職人での点検
なごや水道職人では、家庭用井戸ポンプの修理や交換、設置を承っております!
家庭用井戸ポンプはモーターが焼け焦げてしまうことや、砂こし器がないことにより細かな砂が混ざってしまうなど、目視で気が付かないトラブルが起こっている場合があります。
これらのトラブルは、お客様が気が付いたときには家庭用井戸ポンプが壊れてしまった後ということがあるのです。
なごや水道職人は、井戸ポンプの知識も豊富に携えております。
水道修理業者として、プロ目線で家庭用井戸ポンプの点検を行い、壊れてしまわないように適切な処置をご提案させていただきます。
家庭用井戸ポンプの定期点検は、なごや水道職人にご相談くださいませ!
家庭用井戸ポンプを交換するタイミング
家庭用井戸ポンプが寿命を迎えたときには、様々な不具合が見られます。
寿命かなと感じたときは、交換を検討してみるのも良いかもしれません。
運転音の増大
家庭用井戸ポンプを使っている最中に、いつもよりも運転音が大きく聞こえる場合、モーターが劣化している可能性があります。
またモーターが回りっぱなしの場合も、モーターの劣化が考えられるでしょう。
モーターは経年劣化や、雨風に晒されることでショートを起こし劣化していくのです。
モーターの劣化はそのままにしておくと、家庭用井戸ポンプが動かなくなってしまう可能性があるため、修理の依頼や交換の検討をしましょう。
漏水
家庭用井戸ポンプを使っていないのに動いているときや、井戸まわりに水濡れがある場合、漏水が考えられます。
家庭用井戸ポンプの漏水は、経年劣化や凍結で起こります。
漏水が起きているときは、修理や交換が必要になるのです。
経年劣化
家庭用井戸ポンプには、ポンプを動かすために様々な部品が使われています。
それらの部品が経年劣化や金属疲労を起こすと、ポンプの動きが正常に行えなくなり、漏水が起こってしまうのです。
凍結
冬場は家庭用井戸ポンプが凍結してしまう可能性があります。
凍結すると、パイプの中で水が膨張し亀裂などの破損が生じるでしょう。
冬場や、寒さが落ち着いてきた頃に漏水が起こったときには、漏水の原因に凍結が考えられるでしょう。
電源トラブル
電源が入らないときや、電源が途中で落ちる場合、家庭用井戸ポンプが漏電している恐れや、負荷がかかりすぎている場合があります。
負荷
電動式の井戸ポンプは電化製品です。
テレビや冷蔵庫といった、家庭内で使っている電気と同じ電気を使っているため、他の電化製品を使っているときに同時に使った場合、負荷がかかってしまうでしょう。
電化製品の同時使用数を減らすことで、改善が可能です。
電源が入らない
家庭用井戸ポンプのみを使っているのに電源が落ちる場合や、電源が入らないときは漏電の可能性があります。
この場合は点検や交換の依頼を行い、使い続けることは危険なためお控えください。
家庭用井戸ポンプのまわりに植物が生えていたり、水濡れが起きている場合、感電する恐れがあるため、自分で対処しようとすることも止めましょう。
水量が安定しない
水量が安定しないときは、家庭用井戸ポンプの動きが鈍くなっていることや目詰まり、漏水が考えられます。
また井戸水の水位が低下している可能性や、給水管内の呼び水がなくなっている可能性もあるでしょう。
動きが鈍くなっている
パッキンなどが摩耗し真空状態が維持できなくなることで、家庭用井戸ポンプがスムーズに動かなくなったり、水の出方が悪くなることがあります。
パッキンなどが摩耗している場合、他の部品の経年劣化が起きている可能性も高いため、修理や交換の検討をしてください。
目詰まりを起こしている
目詰まりは、砂こし器やストレーナーに砂やゴミなどが詰まってしまうことで起こるため、清掃の必要があります。
砂こし器やストレーナーの清掃を自分で行うことは難しいため、依頼がおすすめです。
水位の低下
井戸水は、地下の水源から水を汲み上げますが、冬場は地下水源の水位が低下することがあります。
この場合浅井戸は枯れてしまい、水が一切出なくなることもあるでしょう。
基本的には、暖かくなるにつれて改善していきます。
呼び水
給水管内に空気が残っていると、呼び水が貯まらなくなり、羽根車が空回りを起こすことで、水の出が悪くなります。
給水管内の呼び水がないときは、呼び水のフタを外して水が溢れるまで入れてください。
これにより給水管内にある空気が外に出るため、正常に吐水が再開されます。
まとめ
家庭用井戸ポンプの平均寿命は約10年前後です。
適切な使い方で使うことや、定期的なメンテナンスなどを行うことで、平均寿命を延ばすことができるでしょう。
愛知県名古屋市には、家庭用井戸ポンプの製造販売を行っているメーカーがあります。
最後に、メーカーについてご紹介します。
①株式会社慶和製作所
住所:愛知県名古屋市中川区中花町41
事業内容:各種ポンプ・下水道鋳造物製品・建築衛生設備器材製造販売
参考:株式会社慶和製作所┃トップページ
②株式会社川本製作所
住所:愛知県名古屋市中区大須四丁目11番39号
事業内容:汎用ポンプ製造並びに販売
参考:株式会社川本製作所┃トップページ
③東邦工業株式会社
住所:愛知県名古屋市中川区清船町4丁目1番地
事業内容:手押しポンプの製造販売
参考:東邦工業株式会社┃トップページ
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