水のコラム
タンクレストイレはセルフ修理が不可能って本当?メリット・デメリットを解説
トイレのスペースを有効活用でき、見た目もスタイリッシュなタンクレストイレは、近年人気のトイレ設備です。とはいえタンクレストイレにもデメリットはあります。今回は、設置後の老朽化や修理も含めて、タンクレストイレを設置するメリット・デメリットを紹介します。
タンクレストイレのメリット・デメリット
便器に水を流すため、必要不可欠だと思われていたタンク。その常識を打ち破ったのが、タンクレストイレです。タンクを失くすことで、トイレ内の限られたスペースを広々と使えます。
またタンクがなければ、掃除のしやすさも格段にアップするでしょう。タンクと便器の接続部分に汚れが溜まることもなければ、「タンクのせいで便器の裏側にまで手が届かない!」なんてこともありません。見た目がおしゃれで日々のお手入れもしやすい点が、タンクレストイレのメリットだと言えるでしょう。
しかし残念ながら、タンクレストイレにもデメリットはあります。安易に導入を決定するのではなく、デメリットについても頭に入れた上で慎重に判断してみてください。
★デメリット1「DIY修理が難しい」
毎日使うトイレは、さまざまな部品で構成されています。これまでのタンク有りトイレの場合、「ちょっとした不具合なら、自分で対処する」という方も多かったのではないでしょうか? 残念ながらタンクレストイレの場合は、こうした対応が難しくなってしまいます。
タンク有りトイレの場合、その構造は非常にシンプルです。タンク内にためておいた水を一気に落とせば、勢いのある流れが生まれ、排泄物を押し出してくれます。水漏れや詰まりといったトラブルが発生した場合でも、その原因がどこにあるのかを、推察しやすいという特徴があります。たとえば「タンクから水漏れした!」という場合でも、タンク内に設置されたオーバーフロー管やボールタップ、パッキンなどを交換するだけで、状況を改善できる可能性も高いでしょう。
しかしタンクレストイレの場合、水を流すための仕組みが、これまでとは全く異なっています。タンクレストイレに流される水は、水道管から直接供給されたもの。メーカーそれぞれの工夫によって勢いや流れを生み出しています。水漏れや詰まりが発生した場合、素人が外から原因を判断するのは難しいです。
シンプルなトイレットペーパー詰まりであっても、もしかしたら、水流を生み出すまでの過程のどこかに問題が生じているのかもしれません。この場合、「とにかく詰まっているトイレットペーパーを取り除けば良い」というわけではなく、本当の原因を明らかにし、解決のためのアプローチをする必要があるでしょう。修理を業者に依頼した場合、DIY修理よりもコストがかかってしまいます。
★デメリット2「設置できる環境が限定される」
タンクレストイレは、どこにでも自由に設置できるわけではありません。水を流すためにはある程度の水圧が必要ですが、水圧はそれぞれの住まいの環境によって異なるからです。たとえば建物の2階以上に設置されるトイレに、タンクレスはリスクが高いと言われています。水圧が弱ければトイレに水を流せなくなり、トラブルが続けばタンク有りタイプへの交換を打診されるケースもあります。
タンクレストイレを検討する際には、「問題なく使える環境かどうか?」をチェックした上で、設置工事を行ってくれる業者を選択しましょう。また水圧は、周辺環境の変化によっても違ってきます。何か問題が発生した場合には、水圧の変化についても疑ってみてください。
★デメリット3「停電時には使用できない」
タンクレストイレで水を流すために、欠かせないのが電力です。よって停電で電気が使えないときには、トイレの水を流せなくなってしまいます。災害時にリスクがあるということも、頭に入れておきましょう。
タンクレストイレの修理費用の目安は?
基本的には業者対応となる、タンクレストイレの修理。修理業者を呼ぶ場合に気になるのが、修理費用についてです。修理内容と相場は、以下の情報を参考にしてみください。
ウォシュレットからの水漏れ 12,000~15,000円
便器の取り替え 100,000円~250,000円
トイレ詰まり 8,000円~15,000円
配管詰まり 15,000円~30,000円
タンクレストイレの故障で、部品交換での対応が難しい場合、トイレ本体ごと交換することになります。
修理費用も高額になりやすいので、注意しましょう。自宅のトイレの状況を確認してもらった上で、見積書を作成してもらえば、安心して修理を依頼できます。
タンクレストイレのデメリットが気になる場合は?
タンクレストイレのデメリットに目を向けてみると、「我が家に導入して大丈夫だろうか?」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。こんなときには、信頼できる業者に相談するのがおすすめです。水圧を確認してもらい、問題なく設置できると判断されれば、安心して購入できるでしょう。
業者に相談しても不安が解消されない場合は、タンク有りタイプを設置するのがおすすめです。近年のトイレは、タンク有りであっても見た目や手入れのしやすさにこだわった商品が多数あります。
不具合に悩まされず、長く快適に使えます。
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