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水のコラム

トイレ洗浄に使用する薬品の種類・使い方・注意点を詳しく紹介

2020年09月30日 トイレの掃除

毎日使用するトイレは使用するたびに汚れが付着し、少し掃除をサボっただけでも汚れがこびりついてしまうことがあります。今回は日々のトイレ掃除が少しでもラクになるトイレ洗浄に使用できる薬品の種類や使い方、注意点などを紹介します。

気持ちよくトイレが使えるように、トイレ洗浄に使用する薬品について知っておきましょう。

トイレ洗浄に使用する薬品の種類

トイレ洗浄に使用する薬品は大きく分けて3種類あります。3種類の薬品の違いと、使い方について紹介します。

・中性洗剤
中性洗剤は酸性とアルカリ性の中間の液性を持った洗剤のことです。液性はpH(ペーハー)という単位で示されていますが、中性洗剤の場合のpHは6以上8以下。汚れを落とす力はそれほど高くありませんが、手肌や掃除をする素材にも優しいのが特徴です。

中性洗剤は日々のトイレ掃除をするときに活躍します。素材に優しい洗剤なので、便器だけでなく、便座・トイレタンクやトイレの壁・床にも使える優れものです。
頑固な汚れには向きませんが、便座や床などについたちょっとした汚れなら中性洗剤で十分に落とせます。汚れが気になったときに中性洗剤を使って掃除する習慣をつけておけば、ひどい汚れがこびりついてしまうのも予防できます。

市販のトイレ洗剤は中性洗剤のものが豊富にありますので、ご家庭に1本あると便利でしょう。

・酸性洗剤
酸性洗剤は酸性の液性の洗剤のことです。酸性洗剤のpHは0以上3以下であり、酸性洗剤を使うことでアルカリ性の汚れを中和させて落とすことができます。また酸性洗剤より液性が中間に近いものに弱酸性洗剤というものもあります。こちらはpHが3以上6未満です。

トイレにこびりついてしまう尿石や水垢などはアルカリ性の汚れです。そのため酸性洗剤や弱酸性洗剤を使えばこびりついたアルカリ性の汚れが中和され、落としやすくなります。
尿石や水垢がこびりついてしまうと、石のように固く中性洗剤では簡単に落とすことができません。こびりついてしまってなかなか取れない汚れがあるのであれば、酸性洗剤を使いましょう。

・塩素系漂白剤
塩素系漂泊剤は漂白剤の一種です。トイレ掃除をしばらくサボっていると、黒ずみがこびりついてしまいます。この黒ずみはカビや雑菌が原因です。
ブラシでこすれば黒ずみを落とすことはできるのですが、カビや雑菌は残り続けてしまうためすぐにまた黒ずみが発生してしまいます。このカビや雑菌を根こそぎ除菌する効果を持っているのが、塩素系漂白剤です。

塩素系漂白剤は除菌効果が高いため、使用することで便座内にいるカビや雑菌を殺菌することができます。こまめに掃除してもすぐ黒ずみができてしまうのであれば、一度塩素系漂白剤を使って掃除するといいでしょう。

トイレの薬品洗浄を自分で行う場合の注意点

ご自身でトイレの薬品洗浄を行うときに気をつけるべき注意点を3つ紹介します。

1. 洗剤を混ぜて使わない
トイレ洗剤のパッケージには「まぜるな危険」と書かれていることが多いです。中性洗剤の場合は書かれていないものもありますが、酸性洗剤や塩素系漂白剤を使う場合は絶対に混ぜて使わないようにしましょう。

酸性洗剤と塩素系漂白剤を混ぜて使用してしまうと、有毒ガスが発生して大変危険です。同時に使わなくても、時間差で使用してもガスが発生してしまうことがありますから、同じ日に酸性洗剤と塩素系漂白剤を使用しないようにしましょう。また薬品洗浄を行うときは、しっかり換気をすることを忘れないでください。

2. 洗剤はしっかり洗い流す
洗剤は汚れを落としてくれるトイレ掃除に欠かせないアイテムですが、長時間放置すると便器や便座、床、壁などを痛めてしまう原因となってしまいます。洗剤をかけて数分放置することはありますが、決められた時間以上に放置することはしないようにしましょう。

また、便器だけにかけたつもりでも、便座や床、壁に飛び散ってしまうことがあります。そのままにしておけば洗剤がかかった部分が傷んでしまいますから、洗剤が飛び散ったらすぐに水拭きと乾拭きで拭き取るようにしましょう。

3. 洗剤が肌に直接触れないようにする
トイレに使用する薬品のなかでも酸性洗剤と塩素系漂白剤は肌への刺激が強い薬品です。これらの薬品を使用するときは、肌や粘膜に直接洗剤が触れないようにしっかり注意しましょう。

気をつけていても飛び散ってしまうことがありますので、薬品を使用するときはゴム手袋やゴーグルをつけて掃除することをおすすめします。

トイレの薬品洗浄は水道修理業者におまかせ!

汚れによってはご自身でなんの汚れか判断できないこともあるかもしれません。汚れの種類によって洗剤を正しく使えば落とすことができるのですが、なんの汚れか判断できないときは水道修理業者への相談がおすすめです。

水道修理業者ならこびりついてしまった汚れの原因をすぐに判断し、正しい薬品を使って洗浄することができます。酸性洗剤や塩素系漂白剤を使った掃除は正しく薬品を使用しないと危険もありますので、プロである水道修理業者に任せるのが安心です。

汚れの種類に合わせてトイレ掃除に使う薬品を選ぼう

トイレ掃除に使う薬品は、トイレ掃除の目的に合わせて選ばなければなりません。今回紹介した薬品の種類を参考にして、日々の掃除に使う薬品を選んでみてください。汚れがこびりつかないようにするためには、こまめなお掃除が大切です。

ご自身でトイレにこびりついてしまった汚れがうまく落とせない場合は、水回りに関するプロである水道修理業者に依頼しましょう。
なごや水道職人では、緑区や中川区、守山区など名古屋市全域でトイレの薬品洗浄での出張にも対応しております。お気軽にご相談ください。

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