水のコラム
蛇口の凍結防止ガイドー寒波到来前に知っておきたい事前準備【水道職人:プロ】
冬の名古屋は厳しい冷え込みが続くことも多く、毎年1月頃には寒波が到来し、気温が0℃近くまで下がる日も。
特に夜間の冷え込みが強い日は、蛇口や配管の凍結が心配になります。
朝の忙しい時間になって蛇口が使えない…なんてトラブルに見舞われないよう、冬に備えた事前の準備を意識しておきたいですね。
この記事では、寒い日に蛇口が凍らないための対策と合わせて、万が一凍結してしまった場合の対処法などにも触れていますので、寒波到来前にぜひ参考にしてください。
冬の名古屋で蛇口が凍る原因とは?
名古屋の冬は例年、12月頃から冷え込みが加速し、1月の中旬から終わりにかけて寒さのピークを迎えます。
特に寒波が到来すると夜間の冷え込みが厳しく、気温が0℃近くまで下がることもあるため、場合によっては凍結などの被害がでてしまうケースもあります。
凍結が発生する条件
蛇口や配管が凍結する条件としては、主に気温が関係しています。
一般的に氷点下に達するか、それに近い温度まで下がることで、蛇口に付着した水分や配管内にたまった水が凍り付きやすくなります。
そしてマイナス4℃を下回ってくると、凍結による破裂や破損の危険性が出てきます。
気温や風の影響と配管の材質
蛇口や配管の凍結リスクは、気温の他にも風や材質によって変わります。
例えば気温的には氷点下に達していなくても、風当たりの強い場所にある蛇口などの場合、通常よりも冷え込み方が激しいため凍結のリスクが高まるでしょう。
また配管に関しても、軟らかい材質(銅や塩化ビニルなど)が使われているものに比べ、硬い金属製のものの方が凍結や破損リスクが高いため、事前に凍結しやすい箇所をチェックし、保温対策などを施しておくことが大切です。
名古屋の冬の気温
名古屋の最低気温としては、気象庁のデータによると2011年の1月に氷点下(マイナス0.7℃)を記録して以降、0℃を下回ったことはないそうです。
ただし、寒波や強風などの影響で、実際には数値以上に冷え込むこともあるため、天気予報などを見ながら早めに凍結対策を行っておきましょう。
参考:過去の気象データ 名古屋(愛知県)┃国土交通省 気象庁
凍結防止のための事前準備
ではここで、蛇口や配管の凍結を防ぐための事前準備についていくつかご紹介しておきましょう。
具体的な保温方法や、夜間に意識しておきたいポイントを抑えて、安心して冬をお過ごしください。
蛇口や配管の保温対策
まず凍結防止の基本的な処置として、蛇口や配管が冷えないよう保温対策を行いましょう。
最近ではホームセンターやインターネットでも、保温テープや断熱材が簡単に手に入るようになりましたので非常に手軽に対策を取ることができます。
保温テープや断熱材を使った具体的な方法
保温テープや断熱材を、蛇口や露出している配管部分に巻きつけ、冷たい外気から守ることで凍結のリスクを減らせます。
特に屋外で遮蔽物などが無く、風に吹きさらされている配管などにはしっかりと厚めに巻きつけ、隙間ができないようにすることがポイントです。
また屋根が無い場合は、防水タイプの素材を選んでおくと、雨や湿気にも強いため安心できるでしょう。
屋外にある蛇口の特別な対策
屋外の蛇口は、風当たりも強く凍結のリスクが高いため、さらにもうひと工夫しておくと安心です。
例えば、断熱材を巻きつけた上からさらに風よけのカバーで覆ったり、段ボールや毛布などで包んだりすると保温効果も高まります。
また最近では、凍結防止用の蛇口保護カバーなども売っていますので、そういった製品を選ぶのも良いでしょう。
冬場の夜間に注意すべきポイント
夜間の冷え込みが特に厳しい日は、凍結防止にちょっとした工夫を取り入れるだけでトラブルを回避できることがあります。
夜間は特に水道を使わない時間が長く、凍結のリスクもその分高まるため、気温が下がる前にできるだけ対策しておきましょう。
蛇口から少量の水を流す方法
凍結防止の対策として、夜間に蛇口を少し開けて水を細く流し続けるのも効果的です。
水は流れがあると凍りにくいため、特に気温が氷点下に近づく夜間には有効な方法と言えます。
水道代にも配慮しつつ、できる限り細くチョロチョロといった具合の水流を保っておきましょう。
凍結してしまった場合の対処法
万が一、蛇口や配管が凍結してしまった場合は、落ち着いて解凍作業を行うことが大切です。
慌てて急激な加熱を行ってしまうと、配管が破裂したりする恐れもあるため、安全に解凍できる方法を知っておくと役立ちます。
ゆっくりと蛇口を解凍する方法
凍結した蛇口は、急激に加熱すると配管にダメージを与える可能性があるため、徐々に温めましょう。
特に金属製の配管の場合は熱伝導率が高く破損してしまうケースが多いので、少しずつ解凍していくことが重要です。
ぬるま湯やドライヤーを使った対処法
最も安全な方法は、蛇口や配管にぬるま湯をゆっくりとかけることです。
水温は40℃程度が目安で、絶対に沸騰したお湯をかけないように注意しましょう。
他にも、ドライヤーやヒーターなどの温風を使って、蛇口の付近から少しずつ解凍する方法も有効です。
熱湯はNG!破裂の危険性も
繰り返しになりますが、いくら凍結がひどい場合でも、決して熱湯を直接かけるようなことはやめましょう。
金属が急激な収縮と膨張を引き起こし、亀裂や破裂の原因になります。
必ずぬるめの温度で時間をかけて解凍するようにしてください。
蛇口凍結は「なごや水道職人」にお任せ
蛇口や配管の凍結は、特に寒波が到来した際に発生しやすいトラブルです。
ご自身で解凍作業を行ってみてもうまく解決しない場合や、配管が破損してしまった場合は、プロの修理業者に依頼するのが安全です。
24時間受付・365日対応で安心サポート
私たち「なごや水道職人」では、名古屋エリアを中心として水回りのトラブルに迅速に対応しております。
また、365日無休で修理対応を行っており、年末年始などのお休み中も安心してご利用いただけます。
緊急時にも頼りになる存在として、地域に根差したサービスを心掛けております。
愛知県内の水道局指定工事店としての信頼と実績
「なごや水道職人」は水道局に指定された正規の工事業者であり、長年にわたり名古屋地域の水道トラブルに対応してきた実績があります。
冬場の凍結トラブルにも経験豊富なスタッフが丁寧に対応し、安心して依頼していただける点が強みの一つです。
事前のお見積りは無料で対応しており、しっかりと作業内容と料金にご納得いただいた上で対応いたしますので、寒い冬も安心して過ごせるよう、凍結トラブルの際にはぜひご相談ください。
名古屋のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「なごや水道職人(名古屋水道職人)」
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